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2014年12月23日10:56

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ぴっかり投法誕生の秘密。

「マイフェイバリッと」と云うTBSラジオ制作の10分番組があります。

この番組名は僕のキーの打ち間違いではありません、最後の「と」は、平仮名なんです。
またこの番組、JRNネット局のみの放送でTBSラジオでは放送されておりません。

タイトルの通り、パーソナリティが自分の大好きなものを語り倒すのが要旨です。

パーソナリティは隔週で交代します。
10月27日から11月8日は元近鉄バファローズなどのピッチャーで
野球評論家の「ぴっかり君」こと佐野慈紀さんでした。

その佐野さんの得意技?の一つに電球ぴっかり投法電球と云うモノがあります。



振り被った際に帽子をずらし、禿頭を露わにし、
光の反射で「うわっ!眩しいふらふらと打者の目が眩んだ隙に投球を行う必殺技?です。


この電球ぴっかり投法電球誕生の経緯を話してくれた回がありました。

誕生したのは1995年8月26日に藤井寺球場で行われた近鉄オリックスブルーウェーブ戦での事でした。

何故、日付まではっきり覚えているのかと云いますと、
この試合はブルーウェーブの佐藤義則投手(来年から福岡ソフトバンクホークスコーチ)が
ノーヒットノーランを達成した試合だったからです。





この年、近鉄バファローズ野茂投手にメジャーリーグに出て行かれた年で
エースが居なくなった事が響き、7月13日に最下位に転落して以降浮上出来ず
49勝78敗3分けでシーズンを終えました。

5回表に登板した佐野投手、久々の登板で、調子も良く球速もいつもより出ていた、
0−7とリードされていた局面だったので、ワインドアップで投げてみようと思い、
バッターに今も北海道日本ハムファイターズで現役の中嶋 聡選手を迎えた所で振り被りました。


すると上げた両腕が帽子に当たり、帽子がずれて頭が露わになってしまいました。

佐野投手がこのまま投げて良いのか迷っていたら、中嶋選手が笑いながらタイムを要求したそうです。

後日、中嶋選手と話をした時に「あんな事までして笑わせてずるいわ〜」と云われたとか。


この当時では40歳と最年長での達成だった事もあり、佐藤投手ノーヒットノーランは僕もよく覚えています。

しかし、この試合で電球ぴっかり投法電球も誕生していたとは知りませんでした。


因みに佐藤投手ノーヒットノーランを達成した時、
佐野さんは中継を見ながらマッサージを受けていて同じピッチャーとして佐藤投手の快挙が嬉しく
味方の不名誉なのにガッツポーズをしてトレーナーさんに叱られたそうです。あせあせ

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