庭や玄関先で落ち葉を掃き集めている人を見て、うらやましかった時代がある。
自分の家の庭先で落ち葉を集め、燃やすのが憧れだった。
…家を持つ前の若い時代。庭のなかったアパート時代。
それから公営住宅に何回か応募し、市営住宅へ。
そこには小さな庭が付いていて…土いじりを始めたんだったっけ。
そのうち、子どもたちも誕生し・・・。
ま、ささやかな、かつての願いは一応は叶ったわけだ。
サイワイに…持て余すほどではないささやかな領地だが。
霜の降りた今朝は落ち葉が溜まっている。
残照の中で黄金色に映えていた裏山の雑木林はきっと清々しいくらいに
裸になっているんではないだろうか?
これからの散歩は、厚く敷いた落ち葉を踏みしめて歩くのも悪くないな、と
脳内認知地図をたどる私…。
あ、銀杏がみたい。…メタセコイアの明るい茶色の落葉もいいな。
さて、どこのコースをたどろうか…
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