アップル社を提訴
荒川区に本社を置く部品メーカー�蠹臾鄒什扈蠅�アップル社に対して
総額１００億円の特許権侵害訴訟をおこしています。
http://www.shimano-inc.com/prss_rls/prss_rls_20140912.pdf
島野はその優れた技術力によってアップル社製ｉＰｈｏｎｅの部品供給を行い、
同時に同部品に関して「類似製品の開発を行わない」合意を取り交わしておりました。
しかし後にアップル社からの発注が激減。
島野側が説明を求めると
「ピンが使われる電源アダプタの需要が大幅に減ったため」との回答でしたが、
実際に「需要が減った」という事実はなく、アップル社が島野の類似製品を
他のメーカーに製造させていたことが原因と判明しました。
島野の技術が他社に流された可能性があり、だとすれば特許権侵害になるわけです。
島野の抗議に対しアップル社は
「設計図が違うため合意違反には当たらない」と回答しています。
アップル社の発注停止により島野は大量の在庫を抱え
生産ラインの停止に追い込まれました。
やむを得ずアップル社からの要求に応じ部品価格の減額に踏み切りました。
ところがアップル社は更に、「取引を再開したければすでに納品している
部品の在庫分についてもリベートを払え」と要求してきました。
アップル社が持つ在庫の購入時の価格と減額要求で求められた価格との差額、
約159万ドル(当時のレートで1億6000万円)を支払えということです。
この不当な要求に対して�蠹臾鄒什扈蠅郎Ｇ�８月ついにアップル社を提訴しました。
業界内ではアップル社の下請けに対する理不尽な扱いは有名で、大企業の
シャープさえ泣かされているとの事です。
地元荒川区の中小部品メーカーが世界の巨大企業アップルに噛み付いたこの訴訟
是非、見守ってまいりたいと思います。
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