気はたしかか

■「世界一、子育てしやすい国にする」　民主・海江田氏
(朝日新聞デジタル - 11月30日 18:14)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3164230

「世界一、子育てしやすい国」。
口から出まかせとしか思えない。
よくそんなこと言えるものだ。
まあ、海江田さんに限ったことではないが。
今の大学生の半数は奨学金、つまり借金で大学に行っているそうだ。
それを２０年くらいで返済するそうだが、社会人になりたてというのは普通給料が安い。
それなのにすでに借金があり、公務員ならいざ知らず民間企業に勤めたって、この時代将来の保証などはない。いやそれでも正社員になれるだけいい。
契約社員などでは身分もさらに不安定だし、そのうえ借金の返済があると思うだけで憂鬱で不安になる。
どうして結婚する気などなれようか。
それでも幸か不幸か熱烈な恋愛をして結婚したとしても、夫婦そろって借金持ちだったら生活のテンションも下がって当然だろう。
片方だけが借金持ちでも、持ってない方は「なんであんたの借金返済のために生活のレベルを落とさなければならないのかと不満も出るだろう。
若い人にはそういう事情があるということを知るべきだ。
そして水道の蛇口が壊れたようにとめどなく老人は増え、社会保障費は増大する。
人口減少が続く中では景気はよくならない。
多分地震をはじめとする自然災害は多く発生するだろう。
我々はもう野垂れ死にしてもいい年齢だが、若い人たちはこれからどう生きていくのだろうか。