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2014年10月28日22:31

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ジェンダーフリーと男女共同参画社会

■マツコ・デラックスが語った“男女平等”が正論過ぎる! 日本の男女間の格差は主要先進国で「最低」
(ウートピ - 10月28日 13:10)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=184&from=diary&id=3115914

こんなことを書くと、もしかしたら女性の方やフェミニストの方から、批判に晒されるかも知れないが、敢えて、批判を恐れずに書こうと思う。

僕は、この手のジェンダーフリー的な話が嫌いだ。

加えて、今の日本社会の問題の一端は、こうした度を超した男性平等に原因があると思っている。

政府は、男女共同参画社会と少子化対策を同時に推し進めているが、どう考えても、この二つは矛盾する政策だ。
だって、女性が男性と同じく社会的地位を得て、それなりの活躍の場と収入を得るようになれば、結婚なんて必要なくなるし、子供を産むことだって仕事の妨げにしかならなくなるからだ。

先日も、妊娠した女性が負担の軽い部署への異動を申し出たところ、管理職から外されたという、マタハラ訴訟があったが、これが最高裁で違法だったとして、果たして、この判決が本当に社会における男女平等と言えるのかどうか。
僕は、甚だ疑問に感じる。

人間には性差というものがある。
これだけは、仕方のないことだ。
性差は、男女を区別するもので、差別するものではない。
だから、男らしさや女らしさというのは、性差の範囲内で僕は存在すると思う。

妊娠は、その性差の最たるものだ。
もし、妊娠を理由に負担の軽い部署への異動を会社に申し出たのなら、会社もまた妊娠を理由に人事の条件を出すというのは、社会として本当は当たり前の話なのだ。

僕の知り合いに、家族との時間を理由に、負担の軽い部署への異動を希望した男性がいるが、この人は完全に所謂出世コースから外されている。
まあ、これは当たり前の話だろう。
だが、彼はその条件を受け入れ、そして今の生活に満足している。

しかし、これが女性で妊娠が理由だったら、裁判になり違法になる。
最高裁で決まったことだから、仕方のないことなのだが、これは、性差を区別ではなく、差別と履き違えた、行き過ぎた男女平等ではないだろうか。

本当の男女平等なんてのは、社会で形成するのは土台無理な話だ。
男女における性差というものを認識し、その性差を受け入れた上で、それぞれの性差に合った社会を形成するしか方法はない。

それだけじゃない。
間違っているのは、家庭に於ける専業主婦を男女共同参画社会の蚊帳の外に置くような価値観こそが間違っているのだ。

女性が家庭に入って、家事や育児をする。
これは社会活動じゃないんですか?
僕は、立派な社会活動であり、社会貢献だと思っている。
僕には、嫁と二人の息子がいるが、嫁が居て家庭を支えてくれているからこそ、安心して仕事ができる。
家庭を一個の単位で考えれば、僕らはそれぞれ性差を認識した上で役割分担して、共同で社会活動をしているわけだ。

こうした社会と家庭という縦横の繋がりがあって、初めて円滑な社会活動と呼べるのであって、今は、その社会と家庭という繋がりが切れてしまっている。

昔は、こうした性差を受け入れて、自然と男女が役割分担をして社会と家庭の繋がりを持っていたのに、今は、欧米からもち込まれたジェンダーフリーによって、男女がいがみ合い、家庭を蚊帳の外に置くようや歪な社会を形成している。

これは、本当の日本の社会にはそぐわないのだ。

何でも欧米が正しいというわけではない。
日本の価値観は日本だけのものであって、他所の国にとやかく言われる筋合いはない。

何でもかんでも欧米の価値観を持ち込んで、日本の価値観はオカシイなんて言い出したら、日本の社会は、平衡を保てなくなって、やがて崩壊してしまう。

少子化なんてのも、そんな価値観の変化の一つの弊害じゃないだろうか。

僕はそう思う。
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