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2014年10月13日08:21

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【アニメ】 秋期終了アニメ雑感&新番組感想ちょっとだけ

改編期と仕事のピークが重なって、新番組の消化がさっぱり進んでいないのですが、タイミングを外す前に簡単に。
まずは終了番組から。

・アルドノア・ゼロ
分割2クールの前半戦終了。今期一番の期待作であり、その期待に応えられる出来栄えだったと思うのですが、分割故に中途半端な部分も散見され、また細々としたところで気になる部分もあり、そのあたりが不満として残る部分でもあります。
例えば…

 孫娘の生存の可能性にも係る問題なのに、あまりにも安直なヴァース皇帝の戦争継続宣言。

 ザーツバルム卿配下の一般兵も、反地球感情はともかく、皆が皆、皇女の殺害命令に躊躇しない程の反皇室派なの?トリルラン卿も暗殺に失敗した自身を「逆賊」と称しているし、暗殺計画自体が火星側の総意でもなかった(むしろ秘密裏に行われた)のだけど?

 最初の攻撃で通信網を遮断し、揚陸城で主要都市の制圧を行うところまでは良かったのですが、全地球規模での資源と土地を求める戦争の割に、その後は火星騎士とカタクラフトによる単騎戦闘(局地的な小競り合い)とは?
 圧倒的な科学力の差があるとはいえ、物量・人員的には極めて貧弱な火星陣営としては、果たして地球軍の殲滅だけでこの戦争に「勝つ」事は出来るんだろうかという疑問が。

【追記】 レイズナーだと陸海空兵力を無人機を含むSPTで壊滅させて短期制圧しちゃったし、砲神エグザクソンでは、友好と異星技術の供与の名目で10年をかけて地球上のあらゆる製品に浸透し、ある日それらをすべて無効化した上で侵略・制圧を成功させました。

おまけに、超科学の産物である火星カタクラフトと揚陸城以外は、例えば一般兵の装備は地球側と何ら差がない訳で。(揚陸城の兵装も、カタクラフトほど抜きん出たものはなさそうだし)

個人的にはドラマの内容より、志村貴子キャラが動いているって方が嬉しかったです。


・スペース☆ダンディ
分割2クールの後半戦。
やりたい放題度は前半戦以上。しかしながらデタラメなりにもオチをつけたあたりは評価ポイントかと。
(というか、第2期は一応最終回への伏線をきっちり敷いてる回が多いんですけどね)
贅を尽くした制作体制だったようですが、セールス面では苦闘している模様。難しいですねぇ…
掴みと同時に最終回へのストレートな伏線でもあった14話、アニメーターの憧れらしいミュージカル回の17話、上条淳士デザインのジョニーが良い味出してる20話、ストレートに面白かった23話あたりがお好み。


・さばげぶっ!
全話は見ていないのですが、気楽に見られるギャグ枠として重宝しました。
Kindleのセール時に原作1巻を購入したのですが、アニメの方とはキャラ付けがだいぶ違うようですね。モモカは巻き込まれ型主人公だし、ちょっぴりクールとか言ってるし、第1話にしかいない部員もいるしで。
(うららが追い出したっぽい記述はありますが)


・Free! 第2シーズン
土曜夜のアニメ枠の一番最初だった事もあってか見逃しが多く、録画していても1週間で見られる本数にも限りがあるので、そのまま見なくなってしまったパターンです。前シリーズは見ていたんですけどねぇ…


・まじもじるるも
こちらも消化本数の関係で、半分程度しか見られませんでした。
あとで知ったのですが、「弱虫ペタル」の渡辺航の原作だったというのが一番の驚き。


・グラスリップ
P.A.WORKSの作品という事で優先順位は高かったのですが、物語を通して伝えたいテーマのようなものが全く感じられず、毎回「俺たちあいつ(沖倉)嫌い」「(透子)え〜〜〜っ!!」の繰り返しで、4話目くらいで視聴中断。
P.A.WORKSの作品は好きなんですが、最近どうも琴線に触れない事が多いような。


次、2クール継続中のもの。


・ソードアート・オンラインII
前半戦であるファントム・バレット編が終わったところですが、夏〜秋の間で一番楽しみに見ていたのはこれかも。
今作ヒロインであるシノンのキャラ付けと、沢城みゆきの演技の相乗効果が凄かった事、現実世界とGGOとの比重のバランスが絶妙だった事が惹き込まれた原因かと。
ただ、そういう意味では後半のALO編に入った途端に萎えてしまうかも。
あとOP、ED曲もお気に入り。
エピローグの郵便局員さんとその娘の話は蛇足だったかなぁ…「赦し」の部分で必要だったのかも知れないけど、世の中綺麗事ばかりじゃないから、這ってでも自力で進まなきゃならないって感じで(遠藤グループとの対峙のところで)終わっていても良かったんじゃないかと。


・白銀の意思 アルジェヴォルン
正直に言うと、アルドノア・ゼロの当て馬くらいのつもりで見ておりましたが、ピーキーな脚本だったA/Zと比較して、平均点そこそこを取りに来ているような印象。
実際、奇をてらった部分もなく、例えば主人公トキムネの姉と隊長、アルジェヴォルンとの関係であるとか、トキムネとジェイミーとの距離感であるとか、まあ予想通りに話は進む訳なんですが、敵との戦闘よりも自分たちの部隊の中のエピソードに重点が置かれていたりとか、最新鋭機と熱血新米主人公が作戦無視で結果オーライのヒーロー扱いをしないあたり、新鮮な部分もあったりします。(前期の感想でも触れましたが、そのあたりもシムーン的ではありますな。)
後半戦に突入し、部隊内の新キャラ、同アーキテクチャーの敵新型機登場、暗躍する開発メーカーの下衆い連中など、一気に物語が動き出しそうで、これからも楽しみな1本でありそうです。


・ヤマノススメ セカンドシーズン
2クール目に入っての新エンディングが可愛いなぁ(笑)
基本、女の子4人だけの閉じた話なのですが、元々登山好きの作者が描いた「登山の同人誌」が発端とあって、「女の子が可愛いだけのアニメ」の中に埋もれずにいるんだろうなぁ…とか思って見ております。
kindle版のセール中に3巻まで購入したのですが、ちょうど富士登山のところで終わっている為、とここから先は予備知識なしのままでアニメを楽しもうかと。


ここから秋スタート分雑感です。
まだ録っただけで見ていないものも多いので、本当に簡単にだけ。

・寄生獣 セイの格率
意外にも関西は地上波放送が無いようです。
放送前にどこぞの掲示板にも書いたのですが、キャラクターの改変や、平野綾のミギーへの抜擢には割と肯定的です。
第1話を見る限り、「きちんと寄生獣していた」といった印象。
ただ、浦上の高笑いはおかしいだろ。彼は殺人に性的快楽を覚える倒錯者であって、自我を失って笑うような異常者ではない。
人を殺して笑うのは「恨みを晴らした」か「相手を蔑む」時だ。あそこはハラワタに顔をうずめるか、静かに恍惚とした表情にさせておくべきだった。
(キャラ表の顔芸もそうだけど、どうもFate/Zeroの雨生龍之介を引きずっているんじゃないかと)

・Fate/stay night[UBW]
視点をぐるぐる回しながら、派手で素早いアクションをやってりゃ、上っ面だけで神!!神!!と祭り上げる連中が実力以上に持ち上げている印象を受ける。
勿論、作画に関しては年間ペースでもトップクラスのクオリティではあるのですが、評価軸でチャートグラフを作ると、アクション、作画が突出して、シナリオ、演出が凹んでいるような感じに思えるんですよね。実は同じ理由でFate/Zeroもそれほど評価しておりません。
まだ「掴み」の部分でしかないので、昔のufotable作品のように情緒面にも訴えてくるような作品になってくれるといいなぁ…と思ったり。

・旦那が何を言っているかわからない件
短いしテンポもいいんだけど、手垢まみれのコピペギャグを胸張ってやられても、心が寒くなるだけです。あと、嫁キャラはいいんだけど、第3世代以降のオタクが嫌いな私としては、「オタクあるある」にも蔑みと嫌悪感しか湧かなかったり。

・失われた未来を求めて
どうも今期は「一昔前のエロゲ感」の漂う作品が多いような。
キャラクターよりはシナリオ重視のようなので、話の骨格が見えるくらいまでは継続の方向で。

・天体のメソッド
放送時間の関係で2話を先に見たのですが、何が何やら。
勿論ここで評価を下す訳にはいかないのでとりあえず保留。

・selector spread WIXOSS
第1話はこれまでの話の整理に終始しましたが、期待通りというか期待以上。
カードゲームの方のWIXOSSの宣伝をするるう子のハイテンションぶりが妙に可笑しいです(苦笑)

・Gのレコンギスタ
Fate/stay nightが劇場版クラスの作画なら、こちらは劇場版クラスの脚本ですかね?
実はまだ第1話分(放送は1〜2話連続放送)しか見ていないのですが、「視聴者に見せる」事に関して徹底しているなぁ…というかやっぱり見せ方が巧いです。

・ガンダムビルドファイターズトライ
新作ガンダムが1シーズンで2本も見られる贅沢さといったら!
旧作の世界観を引き継ぎ、ほぼ踏襲する形の第1話となりましたが、うっかりすると二番煎じになりかねないので、新要素でどこまで新しい物語を紡ぎだせるのかが見所になりそう。
アンチガンプラバトル派のモデラーの存在は同調できるなぁ… プラモって作り込むと手間も時間も(金銭面でも)半端無くかかるんだよねぇ。模型掲示板を見てると、ほぼフルスクラッチの作品をものすごいスピードで連投する人もいますけど。

とりあえずこの位ですかね?
あと未視聴で継続する気があるのは「甘城ブリリアントパーク」と「サイコパス2」くらいかなぁ…
本数的には多すぎるので、だいぶ削る事になると思いますが。






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