(長文です)
★アンチ巨人たちは、「巨人が優勝した年」 のみ、
『1位なのに、対戦成績で○○に負け越している巨人軍は、
優勝にふさわしいチームではないwwwww!』
と、わめきます。
でもこれは、
ちょっと考えれば分かるとおり、
『 完 全 な ウ ソ 』 です
★まず、チーム勝敗を決める
大きな要因として挙げられるのが、
『そのチームの 「先発投手」 の出来』 です。
エースクラスが登板する日は
失点を抑えられるので勝ちやすいし、
あまり成績の良くない投手が先発すれば、
失点がかさんで、負ける確率が高くなるのです。
これは、ちょっとでも「先発ローテーション」というものを
知っている人にとっては、
「バカバカしいぐらい当たり前の知識」 ですよね。
そして、この投手のローテーションというものは、
簡単には順番を組み替えることができないので、
『強いチームにエースを当てようとしても、
そうそう思い通りにはならないもの』 なのです。
(これは、対戦するチームの順番が一定ではなく、
たとえば、阪神と戦った翌週に、
また阪神と当たったりするためです。
もしこれが、完全に順番どおりなら、
一度戦ったチームと次に対戦するのは、
きっちり5カード後になるはずです)
★つまり、対戦成績とは、
「偶然に大きく左右されるもの」…
エースクラスあたりをよく当てられた相手からは、
勝ち星を多めに獲得できますし、
裏ローテ(成績が振るわない投手)を
回さざるを得なかった相手には、
どうしても勝敗数の分が悪くなるのは、自明の理なのです。
1位とはあくまで、
『他の5チームとの対戦成績の 「総計」 が、
最も高品質なチームに与えられる順位』 なのです
★また、このアンチ巨人の主張のおかしさは、
ちょっと過去のデータを確認すれば、
1発でボロが出ます。
たとえば、昨年(2013年)の巨人軍は、
セの5チーム全てに対して勝ち越していますが…
パの覇者である 「楽天」 は、
2位 「西武」 に「9勝 13敗 2分」(勝率 .409) と、
ずいぶん負け越しています
でも、これをして、
『楽天は、パのリーグ優勝者としてふさわしくないwwww』
と批判するのは お門違いなのは、
皆さんもお分かりの通りです
★さらにちょっと さかのぼって、
セで優勝した他チームを見てみると、
2011年にセで優勝している 「中日」 は、
『巨人に 10勝12敗2分 で負け越しています』 し…
(と、ここまでネット検索しながら書いていたのですが、
2010年より前の「対戦成績」が ほとんど見つからないので、
いろいろなサイトから得た断片的な情報から、
「分かる範囲」で例を挙げます)
2004年に優勝したときも、「中日」 は、
『巨人に 12勝13敗1分 で負け越しています』
2001年に優勝した 「ヤクルト」 も、
『巨人に 16勝12敗 で負け越しています』 ね
(この頃は、各チームとの試合数が、
今とは違って 「28試合」 でした。
ちなみにこの年の巨人は、
なんと広島に1つ負け越しているだけで、
それ以外の「1位ヤクルト」を含む4チーム全てに
勝ち越していたのに、
なぜか2位にとどまる… という不思議な結果に終わっています
これはヤクルトが、阪神・横浜から、
すごい数の勝ち星を巻き上げた結果の、
逆転現象だったようです)
★アンチ巨人は、よくこうやって、
『データの中の、
自分たちに都合のよい部分だけを抜き出して、
さも自分たちの主張が正しいかのごとく偽装する』
という行為をはたらきます
こうした、
「自分に都合の悪い現実から目をそむけ、
自分の中のウソを補強していく逃避行為」 は、
『 確 証 バ イ ア ス
』 と呼ばれるのだとか…
我々も、気をつけたいものですね
【終わり】
ログインしてコメントを確認・投稿する