8月27日はシロウの43回目の誕生日だった。
誕生日は普段と変わらず店番だったので、
特にイベントとかは無し。
自分の部屋で読書をしてたら、
ウェイトレスのピムちゃんから電話が掛かってきて
「マッサージ師の面接希望者が来てますので
降りてきてください」と。
いつも「可愛い子だといいなー」と思いながら
見に行くのだが、今まで何度も期待を裏切られて来た。
マッサージ学校に掲示してあるシロウの店の募集要項には
「40歳以下女性」と書いてあるのに、60過ぎのおばあちゃんだったり、
男だったり。。。
さて、今回は?
ん? んん?
もしかしてオカマちゃん?
見た瞬間、分かった。
ばっちりメイクしていて顔は悪くない。
本物の女性だったら、即採用なのだが、
オカマかよー。
うーん、どうしよう。。。
シロウの悩んでいる様子を見てクスクス笑う
マッサージ師連中とウェイトレス。
オカマちゃんは恥ずかしそうにうつむいている。
シロウ「とりあえず1週間様子見で、その後採用するかどうか
決めるというのでいい?」
オカマちゃん「はい、それでいいです。」
サラリーマン時代もシロウの部下にオカマって経験無いし、
知り合いにもいないからな〜、どうやって扱えばいいのやら。
まあ、一度だけオカマちゃんとからんだ悪夢があるが。。。
↓オカマちゃんとからんだ過去日記
http://thaiikukaikei.blog20.fc2.com/blog-entry-484.html
ウェイトレスのピムちゃんに聞いてみた。
シロウ「アレ、男として扱えばいいの? 女として扱えばいいの?」
ピム「ガトゥーイ(タイ語でオカマのこと)はガトゥーイとして扱うべき」
そりゃそうなんだけど、そのガトゥーイの取り扱い自体が分からんのだが。。。
タイはこんな感じでオカマちゃんが普通に生息していて、
コンビニのレジにいたり、レストランのウェイトレスにいたり。
タイ人もそれを当然のように受け入れている。
で、一週間後、、、
真面目に働くし、うちのマッサージ師の中で一番女性っぽい(?)ので
無事合格して正式に働いてもらうことになりました。
お客さんも「オカマはちょっと、、、」と断ることなく
普通にマッサージ受けてますね。
オカマと分かってるかどうかは不明だけど。。。
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