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2014年07月12日23:29

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セガサターンリアルセーブデータ

・セガサターンの実機。
６年前に、PS2版のナイツが出てからはほとんど起動することも無くなって置物同然と化してたけど、だけゲーの名作も多いから捨てるわけにもいかず、とりあえず残してあったサターン。
が、１年半ぐらい前にPC買い換えたことで、SSF（SSエミュ）が快適に走るようになったことに最近やっと気がついて、これはいいやとばかりにとうとう本体(20年モノ！)を捨てる決心がついた。

で、最後の名残りにパワーメモリーにセーブされてる昔の古いデータをチェックしてみることに。
結構、昔に売っぱらったゲームのセーブが多い。以下、手元に残ってるゲームをいくつか。

■魔法騎士レイアース

・SS初期の良作A・RPG。
アクションはヌルくて簡単だけど、めちゃ丁寧に作りこまれてて、歩き回るのが楽しいゲーム。
確か、バーチャ１があんま楽しめなくて、これとリアル麻雀PVばっかやってた記憶が・・・

・OPにアニメがまるごと取り込まれてるのに感動したよなぁ。何回もループさせてボケーっと眺め続けてたわ。SFC全盛時にアニメのOPがまるごとゲームに入ってるって、それだけでもう大変なことだったよ。PCエンジンでもこうはいかなかった。さすが次世代機、ってパワーを感じさせた。

・でも今見たら画質すげー粗いな。
2000年代以降の「アニメと同等かそれ以上の画質」が当たり前となった今では、かなり残念感が漂ってる。ゲーム部分は2Dであることが幸いして劣化をあまり感じさせないため、作品としてはムービーがないほうが今の目で見たら良かったかも。皮肉な結果と言わざるをえない。

・うおう！　コンプってた一番上のセーブが消えてるし。いきなりパワーメモリの脆弱性が・・・

・他のセーブは序盤。初期SSゲーとはいえ完成度は高い。SFC上位プラスαといったところ。
しゃべるし綺麗だし最高だった。このレベルが、たかが4、5千円で買えるとかいいのみたいな。
ゲーム１本1万オーバーのSFC課金地獄から開放された上に、安価で最高のゲームが手に入るという次世代期には未来と夢がいっぱい詰まってた・・・。ぼくもまだ10代の少年だった・・・；；

■バーチャファイター２

・3D格ゲのパイオニア、バーチャファイターの続編。これが欲しくてSS買ったやつも多い。
データが残ってないか調べたけど、全部なかった。セーブ制だったかどうかも忘れてるけど。

・ゲーセン行かない家ゲマーだったし、ゲセーンの超新星がついに移植！　とてつもない凄いのが5000円で買えるってみんな大喜びしてるから、おれもいちおう買ったという程度。
つーか、こんな画面汚かったけ？　60fpsなのにそれほどヌルヌル感じないし。初めてやったときは、大して思い入れのない俺でも「すげえ！」って思ったもんだけど、やっぱ時代なのかねェー

・と、思いきや、リミックスやってみたらカクカクだった。やり比べてみたら２は確かにすごかった。
でも音楽とか、一撃必殺のゲーム性とか、バーチャらしさは１のほうが好きかなぁ。

・個人的サターンのロープレ３種の神器。
「プリンセスクラウン」「ドラキュラX月下の夜想曲」「ラングリッサードラマティックエディション」

プリクラは据置はSSだけ。月下は賛否両論あるけど色々追加はSSだけ。ラングⅠⅡ同梱版も最後に出たSS版が完全版。内容も然ることながら、全作品SS版にアドバンテージがある。

■プリンセスクラウン

・今をときめくヴァニラウェア作品の原点ともいうべき、２DアクションRPGの快作。
２Dドット絵の芸術とも言うべき麗しいグラフィックが最大の特徴。アクションは単調でヌルめ。
プリクラ、オデン、ドラクラの３作品は、２ＤファンタジーＡ・RPGの芸術品として極まっている。

・ゴギャーン！　全部消えてた・・・。全キャラ開放してアイテム揃えて相当鍛えてあったのに。
うわあい、また最初から遊ぶ楽しみができたよー、うれしいな（投げやり

■悪魔城ドラキュラX月下の夜想曲

・探索型悪魔城のパイオニア。
キャラ、世界観、音楽、城内構成、全てにおいて他のドラキュラ作品を圧倒してるまさに神ゲー。
SS版はPS版を基軸にアイテムやMAPが追加された。SS版マリアが使えるのもSSだけ（当り前

・LV99に金MAX。MAPもALLコンプと、いやな予感が。自己弁護するとMAPは自力で埋めてる。

・あーあー派手にやっちゃってるなぁ。
つーかSS版はメニュー開くのにいちいち３秒ぐらいかかるのが最大の欠点。PSは一瞬なのに。
他にもSS版は画面が引き伸ばされてたり、半透明が無かったり、リヒターの新グラも割と適当だったりと、グラフィックの細かい部分でアラが多い。まぁそれを差し引いても魅力は上だけど。

・全部のアイテム武器装備を99個持ってまーす。完全にPAR使ってる。頭がPAR（

・でも10代の頃って、全パラMAX・全アイテムMAXとかに無性に憧れたりしねぇ？
そんな夢を叶えてくれる魔法のツール！っていうんで、夢中で改造しまくってた時期がある。
こういうのも黒歴史っていうのかな。

・SS版月下で一番嬉しいのが「神速の靴」。ダッシュができるようになって快適に。
まぁ無限バクステでもいいんだけど、見栄えがな・・・。疲れるし。カサカサカサカサ！！

・礼拝堂でへきるの歌も拝聴。へきる最高すぎだろ、レアアースとか。マリ姉も最高だあァー！

■ラングリッサードラマティックエディション

・ラングリッサーⅠとⅡをカップリングした移植作。
メインともいうべきⅡの最終形「デアラングリッサー」。移植ではSS版が一番クオリティが高い。
ムービーと音源はFX版に劣るものの、グラフィックとサウンドはPS版より臨場感がダンチ。

で、ヒロインがマリ姉！　ダークプリンセスもマリ姉！　ダブルマリ姉で魂がビィィーーッ！！
で、主役が熱血！草尾毅、心の友が山口勝平（悪魔のルートでもコイツだけがついてくる）、仲間は豪傑無双の玄田哲章、ヤッてやるぜの矢尾一樹、三木眞一郎、堀秀行など一流どころ。
女性陣には横山智佐、富沢美智恵、潘恵子、平松晶子、豊嶋真千子などなど絢爛ゴーカ。
そして帝国４大将軍に、置鮎龍太郎、青野武、鶴ひろみ、郷里大輔！　もろロードスのマーモ軍をホーフツさせる帝国ルートは心からシビレた。他にも堀川亮、塩沢兼人など。神がかってる。

・中断データが死んでて、かろうじて４面のデータだけが生存。データ死に杉。

・SS版はうるし原絵が他機種版より大きく表示されて嬉しい。
胸とか尻も大きく表示されたらなおよかった。モブの顔も新たに描き起こされ絵的にも完全版。
サウンドは岩垂徳行の最高峰、キャスティングも異様なぐらい豪華だし、破滅ルートも完備！
ファンタジーSLGではデアラングリッサーが一番好きだな。紋章の謎も捨てがたいけど。

・反面、同梱されてるⅠのほうはクオリティが圧倒的に低い。
素晴らしかったサウンドは版権の都合で全曲差し替えられてるし、面数も大幅に減らされた。
SS版では、あくまでデアラングリッサーのおまけ。ラングⅠはPCe版が一番完成度が高い。

・中断データは死んでて、セーブも全滅。まぁ大してやってなかったけど。
SS版ラングⅠでもっとも褒められる部分は、ナームの絵が大きく表示されること。ぐらい。

■ときめきメモリアル

・最後に告白してもらうのが目的というドキメモの独自性を捨てた、家庭用最後の移植作。
ゲーム速度が早くなっててかなり快適。PCeの頃に比べたらバランスも激甘になってて簡単。
ときメモはPS版で完成されてて、告白できたりは蛇足でしかない。難度的にはPCe版がベスト。

・テラナツカシス。PCe版をシコタマやりこんだ身には、PCe版のアイコン並びが一番しっくり。

・２年目の４月までプレイしてたセーブが残ってた。詩織狙いプレイくさい。
このゲームの基本は、お目当ての女子以外は出現させないパラメータの操作にある。

・ドキメモといえば下校風景。いっしょに帰ってウワサとかされるとハズカシイしぃ～みたいな。
つーか、詩織ってこんなブサイクだったっけ？w

■同級生if

・恋愛ADVのパイオニア「同級生」のSS版。PCe版をさらに豪華にした家庭用最終作。
全キャラクリアすると、画面がこのように華やかになって、PCe版の主題歌が流れるようになる。
でも絵が後期竹井正樹なのがなぁ。鳥山明と一緒で後期は髪型がハードムース状態なのがな。
PCe版のOPをそのまま移植してくれたら嬉しかった。夏色のシンデレラ聴くと、涙がでる・・・；；

・ロリっ娘に丹下桜ボイスとか殺人的な破壊力。またろうは千葉繁。他にも親友が古川登志夫、ライバルが古谷徹と、男性陣も妙に豪華キャスティングなのが特徴。

・ヒロイン的存在の桜木舞(桜樹ルイでも浅倉舞でもない）はCV國府田マリ子。
98版は美沙派だったけど、家庭用はマリ姉だったので舞派。PCe版もSS版も死ぬほどやった。

■同級生２

・反面、同級生２はそれほど遊んでない。世間的にはこっちのほうが有名っぽいけど。
一夏の思い出っていう雰囲気に惹かれたのか、１に対する思い入れのほうがハンパない。

で、消えてるし。本当にパワーメモリって駄目な記憶媒体だよな。糞すぎだろ。
つーかこのプロローグが異様に長いんだよな。なんか家庭用だと飛ばせないみたいだし。

■下級生

・なんだかんだ言いながらも、SS版もちゃんと持ってたりする。
でも、序盤のセーブしか残ってない。残念！　このへんから飽きてギャルゲーやらなくなった。

■LUNAR

・メガドラの傑作RPGの移植作。後発のPS版のが追加要素もあってSS版より完成度は上。

・セーブは一応生きてた。だがしかし、またレベル99・・・。

・おおっとォ、ラスダンなのにルーナとガレオンが当たり前みたいにパーティに居ますぞ。
ナッシュと筋肉はどこへ逝ったの？

・ルーナを中心にインペリアルクロスの陣形。理想的とはいえルーナは弱い（途中で抜けるため
こういう改造が死ぬほど好きだった。ランスロットとかセフィロスをパーティに加えたりとか。

・ルーナとガレオンを脇にしたがえ、ガレオンにルーナを返せとのたまうアレス。シュール。

・あっ、でもラスボス戦では改造が解けてナッシュと筋肉が復活してるw
ちなみにガレオンに勝利したらバグって、そっから先には進めないからリセットしかない。
クリア不可で、一生この世界で夢のパーティーで戦い続けたいという想いが具現化されてる。

■LUNAR２

・LUNARの続編。平凡なRPGだけど世界観と音楽が超一級。こっちもPS版のが完成度は上。

・これも生きてた。RPGはほとんど改造してあるみたい。なにやってるんだか・・・。

・一番上のデータはスペシャルのエンディング直前っぽい。チサタローの歌よかったよなぁ。

・ルーシアを中心にインペリアルクロス！　ルーシアを探す旅なのに、色々おかしい。
平凡RPGだけど曲は最高だし、丁寧で手堅い出来。もう一回プレイしてもいい。PS版で。

■サクラ大戦

・キャラデザ藤島康介、音楽田中公平。一世を風靡した恋愛ADV＋ロボアニメ風SLG。
キャラと音楽と個性が圧倒的すぎて傑作の貫禄を醸してるけど、ゲームとしては退屈で凡庸。

・おあー、また上２個が消えてるぅー。かろうじて第８話のデータだけが生き残ってた。
ADVパートが長くて、とても２周する気にはなれんかったなぁ。やり直す気力も起こらんかった。

・そうそう、こういうずんぐりむっくりでヴァンツァーの出来損ないみたいなロボを操って、同じぐらいダサくて代わり映えしない敵と戦うシミュレーションパートがサクラ大戦の糞な部分だった。
ぶっちゃけ、戦闘パートは脱衣麻雀とかのほうがもっと作品的価値があがったと思う。

■サクラ大戦２

・与謝野晶子風のサブタイトルが付けられた第二作。
ADVパートもSLGパートも大増量！（やめてくれ・・・）　周回プレイは苦痛以外の何物でもない。

・当然のように消えてた。まぁ１周しかしてないし、二度とプレイしたいとも思わんけど。
サクラ２は歌謡全集だけあればいいよ。春が来るとイカルスの星が大好きだったわ。１もイイ！

■ダンジョンマスターネクサス

・移植作品ではなく、家庭用に新たに作られた完全オリジナル。
PCe版のセロンズクエストも家庭用の新作だったけど、あれはダンマスそのものだったのに対して、こちらはSSの性能を活かしたフルポリゴンのダンジョンになってるのが特徴。

・B８階でセーブしたのが残ってた。NORMALでプレイしてる途中でまだクリアしてなかったはず。

・B８階の個室でセーブしてあったけど、この個室は凄いな。まるでホテル。
テーブルが置かれている小部屋と、泉のある小部屋の２部屋が連結してて、「どうぞ、ここでくつろいで下さい」と言わんばかり。ダンマス色々プレイしてるけど、こんな部屋は滅多にない。

・テーブルや床には食料が散乱。巨大なドラゴンステーキがまぶしすぎる。
ダンジョンで拾ったものを、せっせとこの小部屋に持ち込んだ結果がこのありさまだよ！　ダンマスはリアルタイムで腹が減っていくので、食料は特に貴重。拠点にまとめておくと不安がない。

・この部屋には開閉式のドアも付いてて、まさに至れり尽くせり。
扉を閉めておけばモンスターも入ってこない。睡眠中に襲われることもない。もはや自分の家。

・連結した隣の個室には泉も完備。武器を置く棚もある。
トルネコと違ってダンマスには「渇き」もあるので、喉を潤す水飲み場の確保も重要になる。

・泉の小部屋には、ダンジョンで拾ってきた装備やらを転がしてあった。持てる重量に限りがあるので、貴重な装備なんかはこうして拠点でコレクションするのがダンマスフリークの嗜み。
ネクサスの拠点はマジ最高。他のだと、通路の行き止まりの袋小路とかが精一杯なのに。

・魔術師一人旅っぽい雰囲気。ダンマスは一人でプレイするのが一番ラクだったりする。
食料と水の減りも、攻撃守備の指示も４分の１で済むし。まぁ攻撃力も４分の１になるけど。
ちなみに「デスワイズ」はD&D SOM(ミスタラ)でタイプC装備にする為の名前。Mユーザ専用。

■トア

・MD版の続編。A・RPGの名作らしいけど、序盤で中断したままなのでよくは知らない。

・セーブは残ってたけど、序盤なのであまり意味がなかった。
綺麗な２Dだし、結構おもしろそう。なんで序盤でやめたまんまなんだろう。いつもの病気か。

■ナイツ

・PS２版を買うまで毎年恒例だったクリスマスナイツの毎年のスコアも消えてた・・・。
クリスマスシーズンにクリスマスナイツを垂れ流してこそ、なうてのゲーマーというもの！

・ナイツのほうもアウツ。つーかPS２版と比べて画質ガタガタだな。SS版はもう無価値なのか。
うん、どうでもいいセーブデータしか残ってないし、パワーメモリごとハドフに捨てても良さげだ。

・サターンやってたら、懐かしかったり面白かったり楽しかったので、50円のDの食卓とエネミーゼロも買ってきた。イノケン追悼ってわけでもないけど。実機でやる必要もないし、また今度。

それにしても、本当にパワーメモリーってのは糞以外の何物でもないな。
あまりにも認識しなさすぎ。そして、あまりにも消えすぎ。

まぁ実際には消えてないのかも知れんけど、認識しなきゃ消えてるも同然だわ。貴重なセーブデータをいつまでも保存しておくのにこれほど向かない記憶媒体もない。他と比べようもないぐらいの産業廃棄物だよ。メジャーハードでは一番最悪のシロモノなんじゃね？　まぁビジュアルメモリでだいぶマシになったとはいえ・・・。サターンは本当にサタンでビーデルなハードだよ。