■修学旅行生、被爆者に「死に損ない」 横浜の中学校謝罪
(朝日新聞デジタル - 06月07日 13:59)
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人には、それぞれ育ってきた環境がある。
その環境によって、子供は倫理観や価値観を獲得するし、普段の発言や行動にもそれは表れる。
躾の問題だ。
校長は、問題を起こした男子生徒のことを何処まで知っていたのだろうか。
きっと、今回に限らず、普段からの態度も悪かったに違いない。
こう書くと決め付けだと叱られるかも知れないが、人の行動や発言、態度とはそんなものだ。
男子生徒の一人が最初から態度が悪かった。
初対面の人に、出て行けと言われるくらいだから、よっぽどだったんだろう。
それだけ態度が悪いなら、本当は引率の先生がその男子生徒を叱るべきだったのだ。
何故、初対面の森口氏が叱るような事態になったんだろう。
引率の先生は、その男子生徒を叱ることを放棄していたのか。
もしかしたら、普段から態度が悪くても、充分な指導や注意をしてこなかったのかもしれない。
いや、出来なかったのか。
初対面の森口氏に叱られた男子生徒は逆恨みした。
校長は、こう表現する。
だが、その表現に僕は違和感を感じる。
何か今回の問題の発端が森口氏にあったような、そんな責任転嫁を校長がしているように僕には感じてしまうのだ。
確かに、男子生徒は逆恨みしたんだろう。
大勢の生徒の前で、森口氏に出て行けと叱られ、恥をかかされた。
そう思ったんじゃないだろうか。
だから、意趣返しをしようと、わざわざ違う班の案内をしていた森口氏の処まで行く、暴言を吐いたり、侮辱したりした。
謂わば男子生徒にすれば、自分が皆の前で、恥をかかされ、侮辱されたことと同じことを森口氏に仕返したと思っているんだろう。
彼らは、叱られたことよりも、恥をかかされたと思った。
つまり、普段から家でも学校でも、人から叱られたこともなく、甘やかされて育ってきたから、叱られることに慣れてないのだ。
学校が、これらの生徒に対して、普段からきちんとした指導が出来ていないことを表す点はいくつもある。
傍に引率の先生がいながら、男子生徒たちが森口氏を侮辱しているのをきちんと注意し、その場で暴言を止めさせられなかったこともそうだ。
きっと、男子生徒に対する普段の指導が出来ていないから、こういう事態になっても出来ない。
先生は、男子生徒から舐められているのだ。
そして、後日、森口氏が郵送した抗議の手紙に対する対応もそう。
もしかしたら、このようなことがあったこと自体、学校は、男子生徒たちの保護者に伝えていなかったんじゃないか。
抗議を無視することで、コトを荒立てないようにしたかったんじゃないだろうか。
つまり、学校は普段から、男子生徒たちの態度を見て見ぬ振りをして、きちんと注意してこなかったんじゃないのか。
人の行動は、その普段の生活環境に表れる。
学校だけではない。
親の普段の躾が、この男子生徒たちの態度に表れる。
だが、これは修学旅行だ。
引率の先生がきちんと指導が出来ず、周りの人たちに迷惑を掛けたり、不快な思いをさせるのなら、修学旅行なんて、いっそ止めてしまったほうが良いんじゃないか。
学校にしても、先生にしても、これは大変恥ずかしいことだ。
その恥を世間に晒すくらいなら、修学旅行なんて止めてしまったほうが学校にとっても良いじゃないか。
そして、親。
アンタの息子がやってることは、世間にアンタの躾がなっていないことを世間に晒しているのだ。
そんな恥を晒すくらいなら、アンタの息子が修学旅行に行くの辞退したほうが良いんじゃないのか。
これは大変恥ずかしいことだ。
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