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2014年06月07日07:40

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G7サミットとロシア

 5日各紙夕刊。G7サミット、ブリュッセルで開幕。外交政策に関する部分だけ、首脳宣言が先行発表された。
 ・ウクライナ次期政権を支持し、クリミア編入したロシアを非難。
 ・中国を念頭に、東シナ海や南シナ海での
  「力による一方的な(現状変更の)試み」に反対する。
 ・拉致を含めた北朝鮮の人権侵害に「深刻な懸念」を表明。
 ・まやかしのシリア大統領選を非難。

→ 首脳が話をする前にこの部分は決まっていた。つまり外交当局の努力の成果。背景として安定した政権基盤がある。外務省の良い仕事。

 ただ、宣言の外交以外の部分、通商についてはモメているのかまだ決まらず。

 さらに、外交においても対ロ強硬色は薄れつつある。制裁疲れ?まぁウクライナ政権側も、ロクでもないと言う点では同じだし。五十歩百歩。プーチンはこの後すぐフランスに招かれノルマンディー上陸作戦70年記念式典に出るらしいし。そこで英仏首脳と会談するハズ。殴り合いながら握手する、欧州外交のしたたかさ。

 日本もロシア下院議長の入国を許したり、したたかな外交を目指しているけど、アメリカの冷たい視線が突き刺さって痛い。




 6日読売・朝日・毎日。G7サミット、首脳宣言を採択し閉幕。追加された内容は
 ・エネルギー供給の多角化を進める。供給を政治的威圧手段とすることは
  容認出来ない。
 ・TPPなどの可能な限り速やかな妥結を目指す。

→ 前者は明らかにロシアを念頭に置いている。後者は穏便な表現になった。要はG7首脳の意向がまとまらなかった?




 6日東京。日本が打診していた日米首脳会談は断られ、立ち話を5分ほど。

→ やはり、オバマは安倍とケミストリーが合わないね。用事も無いんでしょうし。日本がロシア下院議長の入国を許した件がオバマの不興を買ってる可能性も高い。




 6日各紙夕刊。プーチン、英仏首脳と会談。議題はウクライナ問題か。

 7日各紙。ノルマンディー上陸記念式典で、プーチン大統領はポルシェンコ・次期ウクライナ大統領、オバマ大統領と相次いで会談した。

→ 案の定。



 7日毎日夕刊。ポロシェンコ次期ウクライナ大統領は、プーチンとの初対話で、東部・南部のロシアとの国境を閉鎖する共同行動で合意したと明らかにした。
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