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2013年12月30日18:33

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ライブ〜藤田麻衣子ワンマンライブ@日本橋三井ホール

クリスマスイブの夜,藤田麻衣子さんのライブに参戦しました.
高尚なライブだったな.

ライブデータペン
日時:平成25年12月24日(火)19時00分から
場所:日本橋三井ホール(中央区日本橋室町2−2−1 COREDO室町 5F)
ライブ名:藤田麻衣子 X'mas Special Live 2013

アーティスト(敬称略)カラオケ
藤田麻衣子

サポート(敬称略)カラオケ
沖増菜摘:第1バイオリン
小寺里枝:第2バイオリン
三品芽生:ビオラ
島津由美:チェロ
山本清香:ピアノ&アレンジ


セットリストメモ(配付されたセットリストを参照しました)
1 この白い雪と
2 泣いても 泣いても
3 未来を
4 あなたを待つ夜
5 ねぇ
6 君が呼ぶのなら(ピアノ,第1バイオリン)
7 手紙〜愛するあなたへ〜(弾き語り)
8 そりすべり(ルロイ・アンダーソン)(五重奏・アンサンブル)
9 恋人はサンタクロース(松任谷由美カバー)(五重奏・アンサンブル)
10 God Rest Ye Merry Gentlemen(賛美歌第二編128番)
11 今年の冬
12 胸が熱い
13 高鳴る
14 運命の人

アンコール
1 さよならがあるから(弾き語り)
2 安らげる場所
3 明日も笑おう

※( )書きの楽器以外は全てピアノ五重奏

【コメント】
クリスマスイブに麻衣子さんのライブがあるという.
去年に引き続き,ピアノ五重奏で演奏してくださるということで,足を運ばないわけにはいきません.
ものすごく緊張して,麻衣子さんに体力を吸い取られまいと,しっかり体力を温存してまいりました.
開演1時間ほど前に箱入り.
麻衣子さんに耐えるためには体力が必要.
飲み物でしっかりリラックスしてライブに臨みます.
Tシャツを着装し準備よし・・・
と思いきや,ツアータオルを忘れてしまった.

しばらくすると箱が暗くなり,サポートメンバーの入場に拍手が湧きます.
そして,アーティストの入場にさらに大きな拍手が湧いてライブの始まりです.
今年は赤いドレスの麻衣子さん,とても素敵であります.
緊張した箱で始まった曲が「この白い雪と」.
まさにこの季節にピッタリの曲でさらに緊張感が高まります.
弦の振動が身体に響くのであります.
緊張した1曲目が終了し,麻衣子さんからのあいさつ.
「物音立てたらいかん」
というくらいにとても張りつめた空気が漂っていました.
しかし,麻衣子さんから
「ここから少し緊張が和らげる曲を2曲ほど」
の言葉で少し和みました.

2曲目は「泣いても 泣いても」.
普段はバンド形式で聴いているこの曲も,ピアノ五重奏で聴くとまた味があって素晴らしい.
クラシック音楽で言ったら,シューベルトのピアノ五重奏「ます」第5楽章のようにアグレッシブさがありました.
3曲目は去年のライブに続いて「未来を」の演奏.
これもいつ聴いても元気をもらう曲であります.

4曲目「あなたを待つ夜」は麻衣子さんもライブでは2回目とおっしゃっていたけれど,確かに平成22年5月26日(水)渋谷duoでの裏ワンマン以来.
曲の前のMCで
「夜,張裂けそうで苦しくなった女子にお勧め」
のコメントにところどころ笑いが出ていました.
さらに,こんなことも口にしていました.
「私,男性を責める曲ばかりで,これはちょっと自分への課題曲・・・」
なんてコメントにも箱から笑いが出ていました.

「ねぇ」では弦の重みが曲を際立たせていたような気がしました.
5曲目が終了し,ステージ上では麻衣子さんと第1バイオリンのなっちゃんだけ.

麻衣子さんがピアノ&ボーカルでバイオリンとデュエットで「君が呼ぶのなら」の演奏.
デュエットがこれまた麻衣子さんの歌声を際立たせる.
クリスマスイブにこの曲が演奏されてまるで麻衣子さんが
賛美歌を歌っているような響き
が伝わってくるようであります.
麻衣子さん曰く,
「3rdアルバムに収録されているけれど,21歳の時に作った曲.当時は『東京タワー』っていっていた」
とのこと.
あー,確かに「東京タワー」ってタイトルだった.
過去のグラフティでの隠れワンマンでも「東京タワー」ってタイトルで歌っていたな.

そして,ステージ上では麻衣子さん一人.

今年漢字一文字にするとというお話があり.
2年くらい前から,麻衣子さんの1年を漢字一文字で表していたとコメントがあり.
過去の日記を探したそうだ.
しかし,日記に残っておらず,自信満々に文字にあらわしたような表情で
「何も表していませんでした」
のコメントに箱中大爆笑.
あれ?
でも,そういえば,なにか文字にしたはずだ?と思い後ほど調べることに.

で,麻衣子さんの今年1年の漢字一文字は

いろんなことに開けた1年だったそうだ.
ツアーファイナルは渋谷公会堂からNHKホールとステップアップしたし,その2ヶ月後には日本武道館でのワンマンライブも成功させた.
そんなことからこの「開」を選んだのだろうな.

その後,弾き語りで「手紙〜愛するあなたへ〜」の曲.
帰省する人が多くなる季節,こんな暖かい曲の弾き語りは心にジーンときてしまいます.

アーティストが退席し,今度はサポートメンバーだけ.
8曲目から「ソリスベリ」,「恋人がサンタクロース」をアンサンブルで演奏.
クラシックな夜にアンサンブルはとても素敵であります.
「恋人がサンタクロース」では客席も手拍子で支援します.
さらに,ジャズで言う奏者のセッションもあり,和むのであります.

そして,再び麻衣子さんが登場.
マイクから少し遠ざけて,賛美歌をヴォカリーズ(母音だけで歌う)で披露してくださいました.
麻衣子さんの「ア〜」は,静かな安らぎを与えてくれるようなそんな歌声でありました.
今年も,
麻衣子さんが声楽に挑戦
したのであります.

そして,麻衣子さんが崇拝するマッキーこと槇原敬之氏の曲「今年の冬」をカバー.
そういえば,麻衣子さんがカバーするってあまり聴いたことなかったな.

曲が終了し,麻衣子さんから曲作りについてMCがあり.
リハーサルの時に「今年の冬」を歌っていたら,事務所の新人スタッフが聴いていて,
「この曲素敵ですね.絶対売れますよ〜」
って,発言されたらしく,それをマネージャーの神藤さんは
「あ?あ〜〜あ〜〜」
と返答なさったそうだ.
そんなやり取りに箱中大爆笑.

ご存じ,麻衣子さんは歌詞から曲を作っていくアーティスト.
曲作りを始めたころは,あまり考えていなかったそうですが,槇原氏の歌詞をじっくり読むようになって,麻衣子さんの曲作りが変わったようで,それが今の麻衣子さんの曲作りになっているとのこと.
一つ一つが物語になっている.
そのうち,マッキーについて熱く語り始めた麻衣子さん.
そういえば,過去の隠れワンマンでも
「槇原敬之講座」
なんてものをやっていましたな.

麻衣子さんが熱く語ったのち,喉をうるおしていると,箱のどこからか
「今日はどちらかというときれいですね〜〜」
と声がかかりました.
そうすると,麻衣子さんから
「いつもはどっちなの?」
って質問があり,その人は
「いつもはかわいい〜」
って,別のところから
「かわいい〜」
って声もかかり,そんな会話に箱が一気に和みました.

さて,終盤となり12曲目「胸が熱い」,13曲目「高鳴る」と披露.
張りつめた空気が一気に加速しました.
そういえば,「胸が熱い」って配信限定でライブ初披露だったかな.
ピアノ五重奏で奏でる「高鳴る」もいい響きが身体に伝わりました.

楽しいひと時はすぐに過ぎ去ってしまうもの.
麻衣子さんが
「次で最後の曲になりました」
と口にすると,箱中
「え〜〜〜」
とところどころから叫びが聴こえました.
(というより,私も叫んでしまった)

最後の曲の前に麻衣子さんからお話がありました.
この日の麻衣子さんは,20代最後のライブ.
28歳から29歳になるときは飛躍の年であった.
30になると,どうしてもネガティブになりがちだが,麻衣子さんはきっぱりと
「30歳になってもいつも新鮮で曲作りを楽しみたい」
みたいな前向きなコメントをしていました.
そんな言葉にとても感銘を受けました.

曲に入る前に
「ここまで緊張させたから,最後も緊張させよう」
ってコメントにところどころ笑いがあり.
そして,ぐっと集中して最後は「運命の人」で締めくくっていました.

アーティストが退場.
しかし,アンコールを要求すると,麻衣子さんだけが登場.

弾き語りで「さよならがあるから」の披露.
って,この曲ライブ初じゃないかな?
とっても緊張したアンコール1曲目でありました.

サポートメンバーがステージ上に現れると,アンコール2曲目は「安らげる場所」.
クラシックな「安らげる場所」はアンサンブルが作り出すメロディがやわらかく優しく聴こえるようでありました.

2曲終り,麻衣子さんからコメントが.
ステージ上にいるアーティストとサポートメンバーは全員地方出身.
第1バイオリンのなっちゃんは広島,第2バイオリンの小寺さんは麻衣子さんと同じ愛知,ビオラの三品さんは岐阜,チェロの由美さんは大阪,そしてピアノのさやかさんは静岡とバラエティに富んだメンバーであります.

それと,ライブに来てくれた人に,少しでも元気になって疲れがとれたらいいなとのコメントもありました.
もちろん私は,いつも麻衣子さんに元気をもらっているのであります.

それとお知らせが2つありました.
一つ目は,ファンクラブイベント.
2月4日(火)が大阪
2月19日(水)が東京
で開催.
もう一つは,
「1月に大きなうれしいお知らせがあります」
というお知らせ.
そんな言葉に箱中,
「え〜」
「おしえて〜」
「ヒントだけでも〜」
そういえば,過去のライブでもヒントくらいは教えてくれていたのに今回は
「スタッフが目を光らせているから」
と麻衣子さんからあり.
しかし,箱中収集がつかなくなりそうな雰囲気に,麻衣子さんは
「そんなお知らせでした〜」
で会場から拍手をもらって締めていました.
さすが麻衣子さん.

そして,最後はみんなで元気になろうという思いを込めて「明日も笑おう」.
もちろんみんなで合唱して曲を締めくくっていました.

サポートメンバーとともにあいさつを済ませ,そして麻衣子さん一人であいさつ.
最後のひとこと
「ありがとうございました」
と麻衣子さんが叫んで,幕を閉じました.

と同時に
今年のライブ完了
となりました.

【まとめ】
去年と同様,クリスマスイブにクラシックな麻衣子さんのライブに参戦できて最高な気分になりました.
セットリストも少しずつ初登場の曲も盛り込ませて,また新鮮さを感じました.
今年は終始クラシックな麻衣子さんでありました.
去年はアンコールでパンチの曲で高尚なライブぶち壊しの場面があったから,ただじゃ終わらないだろうとひそかにパンチの曲を期待したのは私だけだったかな?

MCの中でおっしゃっていた1年を漢字一文字で表す話.
何も表していなかったとおっしゃっていたけれど,少なくともおととしはライブで

という文字をあげていました.
確かおととしは,フリーライブツアーで47都道府県54会場を回った年でもあった麻衣子さんは,この文字をあげたのだろうな.

2年前のクリスマスライブ
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1807066633&owner_id=5942571


麻衣子さんの20代最後のライブも自信に充ち溢れていたライブ.
そして,30歳になっても前向きな発言が我々ファンを後押ししてくれたようでありました.

さて,これからの麻衣子さん.
ファンクラブイベントが大阪と東京で開催予定.
必見であります.

そして,1月に何かいいお知らせがありそうですね.
そちらもドキドキしながら待ちたいと思います.

帰り際,フロアにいたコマイちゃんとがっちり握手を交わして会場を後にしました.

今年の麻衣子さんのライブはおしまい.
参戦回数7回.
そのうち,箱ライブ5回,インストアライブ2回でありました.
特に,麻衣子さんを追いかけて高松まで遠征は最長不倒距離をマーク.
これまでアーティストを追いかけることなんて昔の私から考えられなかったこと.
環状8号線の歌詞のように
自分らしくない行動に自分が一番驚いた
のでありました.

麻衣子さん今年1年お疲れ様でした.
来年も我々ファンを楽しませてください.

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