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2014年02月19日03:02

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オモニに喰わせるタンメンはねぇ。(病弱駄犬のインチキメモ)

■障害者手帳認定の見直し検討 厚労相、佐村河内氏問題で
(朝日新聞デジタル - 02月18日 18:13)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=2769100

国の政策は欠陥が露呈すると修正がなされる。それは法令であったり、行政による具体的な施策であったりする。現実は常に変化し、進行している以上、完璧な法令も行政もあり得ない。ゆえに修正されていくことは当然だ。最高法規である憲法においてもそれは変わらない。実際の改正でなくとも、政府が解釈変更すれば、事実上は改正されたも同様となる。それが良いか悪いかは知らないが、世の中そんなものなのであろう。

ただいつも違和感を覚えてしまうような修正がある。具体的な事件が起きてから後、同様の事件が起きないようにするための修正だ。今年7月から施行される改正生活保護法はその典型と言えるだろう。2012年に、人気芸能人の親族が生活保護費を不正受給していたとされる問題が露呈し、それが発端となり、生活保護の受給資格取得を厳しくする法改正がなされたからだ。

もちろん、問題に対する対処療法としてこの法改正は正しいのかもしれない。これで似たような問題は起こりにくくなるだろうからだ。ただ私はこういった過程が気に食わない。ようするに何か具体的な事件が起きるまでは、その問題に対しては、政府も国会も無関心であったのではないかと勘繰ってしまうからである。もっと言えば、人気取りの為に、注目が集まった事件を取り上げて問題を提起し、修正を為そうとしているのではないかと思ってしまうのである。

佐村河内守氏の一件もそうだ。障害者手帳の不正取得が衆目を集めたから、修正を検討し始めたのである。もちろん完璧な法令も行政もあり得ないから、それはそれで正しいのかもしれない。
しかし、事件が起きなければ、注目を集めなければ、修正がなされないというのであれば、国政に関わる者たちに対して、不信の目を向けざるを得ないのである。



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