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2013年11月02日05:56

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美少女戦士セーラームーンSuperS・160話「大人になる夢! アマゾネスの当惑」

 脚本・杉原めぐみ
 演出・小坂春女

 うさぎたち6人とアマゾネス・カルテットの4人が、力を合わせて成人式の準備をする。
 それぞれが特技を生かして仕事をし、お互いに「いいやつだ」と認め合う。敵だということに全く気付かずに。

 まこちゃんが怪力を生かす場面があったり、アマゾネスが身の軽さを生かす場面があったり、亜美ちゃんが頭の良さを生かす場面があったり。それぞれキャラクターの魅力がうまく生かされており、面白かった。
 さらに、この場面で力を合わせたりお互いを「凄い」と認め合った者同士(例えば亜美ちゃんとパラパラとか)が、物語後半の戦闘シーンでは、お互いの正体に気付かないまま同じ組み合わせで戦う……という構成も面白かった。

 ところで、成人式というからには区役所が主催している……のだと思うが、前日の準備も当日の運営もうさぎたちだけで行っている……というのがものすごく変だ(^^)。
 落ちたら大けがをしそうな高い場所の飾り付けなんて、中学生だけにやらせて事故が起こったら誰が責任を取るんだ。
 指示を出す大人たちがいる中でうさぎたちがボランティアとして手伝いをしている……というなら分かるが、何から何までうさぎたち(前日に「手伝ってくれ」と頼まれて参加した中学生)だけで準備・運営するって、どういうことだ。うさぎたちがいなかったら、この町のこの年の成人式はどうなっていたんだ。
 ……まあ、「大人の不在」というのはこの手の番組ではよくあるパターンだが。

 セーラー戦士は全員変身。全員が必殺技を使う。タキシード仮面も登場。
 セーラー戦士全員とアマゾネス・カルテット全員が戦うという、けっこう豪華な回だった。

 まこちゃんの将来の夢がケーキ屋になっていた。
 亜美ちゃん・美奈子ちゃん・レイ・うさぎ・ちびうさの夢は変わらず。

 2003年頃の再放送で見たとき、「SS」は「S」と比べて「つまらない」「パッとしない」という感想を持った。また、「SS」の中でもアマゾネス・カルテット編はアマゾン・トリオ編と比べてつまらない……という印象があった。
 しかし今回視聴してみると、どの回も十分面白い。なんで10年前はこれをつまらなく感じたのだろう。
 アマゾネス・カルテットはアマゾン・トリオと比べてキャラがつまらない……と昔は思ったが、今見ると作り手は、ちゃんと4人のキャラを描き分ける工夫をしているし、お話だって面白い。
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