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2013年10月23日07:52

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『南へ走れ』

 『南へ走れ』(原題:南へ○○。後半メモし損なった)121分。韓国文化院主催「コリアンシネマウィーク」の1作。今年は無料。


 元過激派の映画監督・チェヘガプとその家族。国や公務員が大嫌いで税金や公共料金も払わない。映画は商業的にはまったくダメだが、過激派仲間だった妻が経営する喫茶店でなんとか生計を立てている。当然、当局も夫妻をマークしている。子供たちは、両親が校長の汚職を追及したりするので、振り回されやや迷惑顔。

 そんな中、ヘガプの故郷の島から後輩マンドクがやって来て居候。故郷の島で土地を収奪しリゾートを建設する名目で中国に売り飛ばそうとしている悪徳国会議員に対し抗議するためソウルに来たのだ。マンドクはダイナマイトで国会議員を脅し逮捕されてしまう。ちょうどその頃、ヘガプ家は電気を止められたこともあり、一家は故郷の島に戻ることを決断する。マンドクの家に住み立て籠もり、リゾート開発計画に反対するが...



→ 原作は日本の小説(日本でも映画にもなった)「サウスバウンド」。原作はどうか分からないけど、左翼コメディみたいな。こんな映画を撮れるなんて、韓国社会が、今は実は左翼の天下だ、ということを痛感する。ちょうど日本の'60〜'70年代みたいな?

 シナリオは良くできていて(もしくは、日本人にも分かり易く)楽しめた。リアリティはまったく無い(例えば、重機が落とし穴に落ちて動けなくなるとか、アリエナイでしょ。重機はあの程度じゃすぐ出てくるよ)けどね。

 私は、星3つ評価。
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