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2013年08月10日20:15

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想像力が貧困というのは「馬鹿」と同義

■アルバイトの「いたずら写真」でネットが「炎上」 企業はどうやって防げばいい?
(弁護士ドットコム - 08月10日 14:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=149&from=diary&id=2536886

 ≪自分たちの不適切な行動によって会社が世間に謝罪をする、といったことは、『想像の範囲外』ではないでしょうか」≫

 アルバイトが悪ふざけをして、その光景をネットに掲載して、結果として社会の非難を浴びて、雇用主企業が世間に謝罪するといった事件が後を絶たない。そのことの原因として、この記事でによれば、「不適切な行動をとる従業員の周囲にいる共感者の存在」があげられている。

 いまの若い連中は物心がついた頃からネット環境があたりまえであり、ネットの恐ろしさに関して無自覚である。併せてリアルなつながりを持つ彼らの「世間」は思いの外狭く、その狭い世間で共感されることに対して、外部から突っ込みが入るということについては、彼らの想像を超えているということなのである。

 でも考えてもらいたい。

 自分の行為・行動がどういう結果をもたらすかとか、ちょっと冷静に考えてみればわかることである。「自分が嫌だと思うようなことは、他人にはしない」と親から教わらなかったのだろうか。他人が寝っ転がった食べ物を自分だったら口にしたいと思うだろうか。思わないはずである。でもそんなことまで企業は従業員にいちいち教え込まないといけないのだろうか。考えただけで頭がクラクラするような話である。

 想像力が貧困であるということは、言い方を変えれば、「馬鹿」だということと同義である。

 馬鹿を雇って仕事をさせなければならない企業も気の毒であるが、コンビニやファストフード店であれば、贅沢も言っていられないであろう。猿や犬より多少はマシくらいの知能の若者をマニュアルを使って教育して、使いものになるレベルにまで到達させなければ、日々のオペレーションは正常に機能しないというのは理解できる。

 それであれば仕方がないから、やって良いことと悪いことをできる限り具体的に列挙して、マニュアルに記載するしかない。そしてルールに違反した場合には、懲戒解雇の対象となり得ることも洩らさず書いておく必要がある。そうしないと、いまのご時世では、「不当解雇だ」と訴える馬鹿もいるからである。

 さきほどコンビニやファストフード店を蔑視するようなコメントを書いたが、金融機関だって似たようなものである。昨今は、SNS等で余計なことを書いてお灸を据えられる従業員もいるのだ。銀行の従業員はコンビニやファストフード店の従業員よりは少しは資質的にマシであったのはもはや昔の話になってしまった。

 こんなことが続くと、いずれどこの企業も日本人の若者を雇うことを断念し、中国人や東南アジアからの留学生でも雇うようになるだろう。どうせマニュアルを読ませて、いちいち箸の上げ下ろしまで教えなければならないのであれば、賃金が安くても文句を言わずに働いてくれそうな方を雇うのは当然だからである。
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