すくすく

父の日にもらって嬉しいプレゼントランキング
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僕には、今、4歳と2歳になる息子がいる。

今度の日曜日は父の日だ。
長男が4歳になったということは、僕もパパになって4歳になったということになる。

家の中で、2人の息子が走り回っている姿を見て、よく思うことがある。
また、息子たちと風呂に入ったり、一緒に寝たり、テレビを観たり、今日1日のことを話したり・・・。
そういった何気ないコミュニケーションを取っていると、ふと思うことがある。

それは、ほんの数年前は、この2人はこの世に存在しなかった、ということ。

ある日、嫁のお腹の中に、新しい命が宿り、そして、お腹から赤ちゃんが出てきた。
その赤ちゃんが生まれて、僕は2人に"よしはる"と"みのり"という名前を名付けた。
これは、パパとママからの最初の贈り物だ。
そんな赤ちゃんだった息子、身長は確か60センチにも満たなかったはずだ。
そんな赤ちゃんが、今では僕たちの付けた名前で、それぞれ幼稚園と保育園に通い、毎日元気に走り回っている。

大人顔負けに、一丁前の口を利く息子を見ていると、この息子がほんの数年前に嫁のお腹にいたとは信じられないくらいだ。

嫁に言わせれば、もともと自分の身体から出てきた者と、たまに言い争って真剣に腹を立てている自分が滑稽に見えるらしい。
そんな嫁は、つい先日、家の中に現れた大の苦手の蜘蛛を、息子に退治してもらっていた。
自分の身体から出てきた者に、すっかり頼ってしまってることについては、滑稽に思わないんだろうか。

そんな息子に、去年僕は生まれて初めて父の日のプレゼントをもらった。
一つは、長男のはるちゃんから。
はるちゃんが幼稚園で、父の日のために手作りのハンガーを作ってくれたのだ。
ハンガーの首の部分には当時まだ3歳だったはるちゃんの恥ずかしそうに笑う写真が貼り付けてある。
このハンガーは、今も僕の背広を掛けるハンガーとして活躍中だ。

そして、もう一つ。
それは、去年の父の日に行ったイオンの雑貨店、イノブンの前で、嫁と2人の息子が僕のために作ってくれた、手作りキャンドル。

そのキャンドルは、今も僕の家の玄関に飾ってある。
実はそのキャンドルこそが、今、全体公開向けのプロフィール写真になっている、このキャンドルだ。
これは、僕にとっては家族の僕に対する愛情のような気がする。

プレゼントにはいろいろあるが、僕にとっては、そのプレゼントの中に、息子たちの家族の愛情がこもったプレゼントならば、どんなプレゼントだって最高だ。

そして僕にとっての最高の父の日のプレゼントは、僕を父親にしてくれた息子たちが、今年も大地を踏みしめ、スクスクと元気に育ってくれていることだ。