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2013年05月22日01:06

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デフラグ講座

「デフラグ」

この言葉を知らない方はこの日記を必ず読んでください。なんなら後のほうだけでいいから読んでください。きっとあなた自身のためになります。


外付けハードディスク(HDD)2TB壊れました。てへぺろ。一週間ほど前からパソコンとの接続端子が調子が悪く、上手く曲げないと反応しないようになっていました。なんとかならないものか〜と口の部分をいじっていたらグラップラしてきて…バキッ。うわああああああ!

少し力を加えていたら直る、そんな風に思っていた時期が俺にもありました。“ニィ〜”テラバイトのハードディスク壊れました。さっそく中を開けてみました(←故障内容が明確だからやったのであって、本来は保障が効かなくなるのでやってはいけません)。これ以上開けたら保障が効かなくなるが…私は一向にかまわんっ!パカッ


開けてみるとやはり接続口が折れていました。ハードディスクは限りなく健康、異常があるのはそこについている基盤の口だけです。壊れた部分をもとあった場所に強く接触させると…こいつ、動くぞ!

でもこのままではダメなので、新たにパーツを買うことにしました。HDDにはSATAとIDEという二つのタイプがあるようですが、壊れた2TBはSATAであることが判明。これが使えるUSB変換ケーブルを購入しました。お金?もちろん僕の財布からですよ。ほらよく言うでしょ、地獄の沙汰も金次第って。

あとついでに3TBのHDDも購入しました。2TBの故障とは関係なく、最近データ容量が少し足りないんじゃないかと思っていたところだったんです。これで外付けHDD数としては5台、その総容量はおおよそ6.8TBとなります。こんなにHDDいるか?と思うでしょう。しかしこれは仕方がないことなのです。


よくハードディスクは消耗品だと言われます。壊れる頻度はそれほど高くはないと僕は思っているのですが、万一壊れてしまった場合の被害が大きいから消耗品だと言われます。回転部などの物理駆動もありますし、いつ壊れてもいいという覚悟が必要です。

なので、HDDが一台壊れて再起不能になったとしても、必ずどれか別のパソコンか外付けで代用できるようにしています。同時に二台のハードディスクがお亡くなりにならないとデータを失わないのです。ただ、2TBに入っているデータはバックアップ先が超絶面倒でね…(意味深)。そしてもう一つデメリット、データ容量を半分しか活かせないということです。コストパフォーマンスが普通に使う場合の半分しかありません。3TB買いましたけど、実質としては1.5TBしか増加しないことになります。

壊れない限り実感がわかないとは思いますけど、なくなると困るデータじゃない限りは複数に保管することが大切です。HDDに冗長性を持たせる技術をRAIDと言いますが、これに無理やり当てはめると僕のやり方はRAID1にあたります。おそらく皆さんがされている方法はRAID0に相当するのではないでしょうか?

みなさんもHDDのデータが飛ばないようにご注意を!


今僕は3TB、2TB、1TBポータブル、500GB、300GBの5台持っています。今まで2TBはC:driveなみに使いまくってきたので、今後もそうします。1TBは持ち運びが可能なので、データ運搬や外出先でデータが必要になるときに使用します。2TB同様これも長くはないでしょう。3TBは極力使用頻度を抑えることで、データのバックアップに勤めさせることにします。非常時に役に立ってくれよ。GBレベルは何に使おう汗。いつか来るTBレベルがパンクしそうなときの一時保管に使うことにします。


そうだ、HDD内が少し余裕出来たから「デフラグ」をしておくか!

デフラグ、それはハードディスク内のデータを整理して取り出しや書き込みを行いやすくするいわばHDDの掃除です。HDD内にデータを入れたり消したりしていると、その中にデータを入れる際にHDD内で分割して入る断片化という現象が起こります。フラグメンテーションとも言われます。このフラグメンテーションを取り除く、これをデフラグメンテーション、略してデフラグというのです。デフラグを行うことで分割して入っていたデータが統合され読みやすくなります。また空きデータがまとまって書き込みも改善されます。デフラグをしておくと以降のHDDへの負担が減るので、寿命を延ばすと考えられています。

このデフラグは人にもよりますが、目安として月に一回ほどやるといいでしょう。一度もしたことがない方は今すぐやっておきましょう。毎日などあまりに多くの頻度をやりすぎるとこのデフラグの作業自体でHDDの寿命を縮めるとも言われています。


デフラグのプログラムはWindowsの中に最初から入っています。Windows7の場合、左下のスタートメニューからすべてのプログラムを選択して、アクセサリを選択、システムツールを選択して「ディスククリーンアップ」を選択しましょう。うぇっ!?デフラグあるじゃん!なんで違うやつなんだよっ!と思われたかもしれませんが、このプログラムであらかじめ不要なデータを削除することで、よりきれいにデフラグを行うことができるのです。ディスクを選択して、クリーンアップ開始!不要データの候補があるので、いらないと思ったデータを削除選択しましょう。僕は全選択しちゃってます。非推奨てへぺろ。

さあ、こんどこそデフラグ開始!システムツール内の「ディスクデフラグツール」を開いてください。ディスクの分析で中身を確認するのもいいですが、とりあえずはディスクの最適化を選んでください。そして…

待ってください

おわり。簡単でしょ?ただ時間はかなりかかる場合があります。人によっては一晩や半日は覚悟してください。いきなり電源を消すことはしないでください。デフラグの途中中断は可能です。デフラグ中はあまりプログラムを開かず何もしないほうがいいと言われています。僕はデフラグ中も普通に何かしちゃってるけど。てへp…

Windows内にあるデフラグツールの説明はこれで終わりです。ですがデフラグを行うツールは他にもいろいろあります。どれもフリーなので、使って損はしないでしょう。


「Auslogics Disk Defrag」と「Auslogics Registry Cleaner」
前者がデフラグツール、後者がクリーンアップにあたります。この二つはかなり早く作業を終わらせてくれるので、けっこう気に入っています。ただあまりに早く行うためデフラグが十分ではないといわれることもあるそうです。僕は二週間に一度くらいしています。

「IObit SmartDefrag」
これは常駐させることで、パソコンが作業している間を見計らって合間にデフラグをしてくれます。常に起こりうるフラグメンテーションを未然に防ぐのではないかと思われます。集中的に行わせることも可能ですが、常駐プログラムなのでこれ単体だけで使うことはしていません。

「UltimateDefrag」
上二つも断片化が長方形の形で示されているのですが、このプログラムは実際は円盤になっているハードディスクのどこに断片化があるのかがしっかり円盤として表示され、非常にわかりやすくなっています。

「すっきり!! デフラグ」
僕が知るフリーデフラグソフト中、最強のデフラグソフト。デフラグを行う間、パソコンのプログラム起動を最小限にまで抑え込み、完璧にきれいにしようとします。極限までデフラグ以外の作業を抑え込んでいるため、何もできません。年に一回くらいしています。

「JkDefrag」
逆にこれ以上なく簡便にデフラグを行うソフトです。ダウンロードしてプログラムを開いたら…もう終わり。プログラムを開く以外あらゆる作業を必要としない完全自動化のデフラグツールです。Finishedの表示が出たら閉じてくださいね。


お気に入りのデフラグツールを見つけてください♪
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