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2013年05月27日16:46

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クリープショー

■甘いワナ食わぬゴキブリ、味覚変化で駆除剤回避
(読売新聞 - 05月26日 20:32)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=20&from=diary&id=2442899

僕は、大抵の虫は大丈夫なのだが、どうしてもダメな虫がいくつかある。
その中でも、ムカデとクモとゴキブリだけは、見るだけで背筋に悪寒が走る。
特にゴキブリだけは、嫌いというよりコワイ。ムカデやクモは、まだ退治することができるのだが、ゴキブリだけは、怖くて退治することもできないくらいだ。

一体、何時からこんなにゴキブリに恐怖を感じるようになったんだろう。
もちろん、あの姿形は、とてもグロテスクだ。
しかも、すばしっこく動き回る上、一度勇気を出して殺虫スプレーを噴射したら、こちらに向かって飛んできたことがあった。
あの時は、自分が30過ぎのオッサンであることを忘れて、キャーっと叫んだ。

でも、子供の時は、こんなにゴキブリを怖いだなんて、思ってなかったような気がする。
一体、何時からこんなにゴキブリが怖いと思うようになったんだろう。

思い当たるのは、確かあれは僕が中学生くらいだったか。
あの頃僕は、いわゆるB級ホラー映画が大好きで、レンタルビデオ屋でホラー映画と名のつくものは、片っ端から借りて観ていた時期があった。

そのB級ホラー映画の中に、『クリープショー』という映画があったのだ。
監督はかの有名な、ジョージ・ロメロ。
脚本は、スティーヴン・キングという、黄金タッグで作られた映画だったが、映画は、俗にいうB級感たっぷりのホラー映画だった。
何度か、深夜にテレビ放映されたことがあるから、知ってる人も多いかも知れない。

この『クリープショー』は、全部で5話からなる、オムニバス形式のホラー映画で、その話の一つに、ゴキブリが出てくる話がある。

もう観たのが、随分昔の話で、記憶が定かでないのだが、確か大金持ちで潔癖性の男性が自分の住むマンションの一室に現れるゴキブリを退治して回るという話だったように思う。

ただ、このマンションは高級マンションだけあって、衛生管理が行き届いているはずはのだが、どこから入ってきたのか、ゴキブリは次から次へと出てくる。
退治しても退治しても出てくる。
怒った男は、マンションの管理者に電話するが繋がらない。警察に電話しても、ゴキブリなんかでは相手にされない。

男は怒りのまま、箱入りのシリアルに手を伸ばし、食べる。
だが、何かおかしい。
箱の中身を出してみると、大量のゴキブリが。

そして、慌てた男が周りを見ると、部屋のダクトや排水溝、いや部屋のあらゆるところから、ゴキブリが大量発生する。

それを見た潔癖性の男は、心臓発作でその場で倒れてしまう。
そして、その男の身体の中から、ゴキブリが皮膚を食い破って湧き出てくる・・・。

怖いというより、不快でしかない話だったが、僕があの映画を観て、確実にトラウマになったのは確かだ。
特に、流しの排水口から、ゴキブリが大量に湧いて出てくるシーンは、今だに頭にこびりついて離れない。

だから、この記事のようにゴキブリ7000匹なんて書いてあると、どうしてもあのシーンを思い出してしまうのだ。

あ、大変不快な日記で申し訳ありません。
ただ、この不快な日記は、ジョージ・ロメロとスティーヴン・キングの映画に基づいて書かれています。
怒るなら、こんな悪趣味な映画を作った2人にどうか怒っていただけますと、大変有り難いです。
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