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2012年12月24日00:10

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MR.CHILDRENの事〜[(an imitation) blood orange]tourナゴヤドーム〜

ネタバレたくさんありますので知りたくない人は読まないでくださいね。


フォト


2daysを諦め。はやる気持ちを抑えながらドームへと出向いた。

今まで一緒に行ってた友達と会う予定をしていて余裕を持って家を出たつもりだったのに、場所がわからずウロウロしちゃってタイムロス。

やっと見つけてゼエゼエしながら、開演時間も迫っちゃったので10分ないくらいしか話せなかったたらーっ(汗)
パスで入ってるのが羨ましくてしょうがない眼差しは見破られてなかったかしら。


当日引換券を引き換え、全く期待してなかった私はチケットを見てびっくり。

アリーナって書いてある。

ドームでアリーナに入るの初めてだー!!とドキドキしながら、でもさほど近くでもない場所なんだろうとあまり期待せずに席を探す。

D4ブロック40列35番

あわあわ。前から40列目なのかー!なんだそれー!なかなかの良席ですやん!!

と一人でドギマギしながら着席。

程なくしてライブが始まる。



いつもの感じでSEとともに映像が流れだす。

始まりは「過去と未来と交信する男」

真ん中にうずくまってる人が3人いるように見える。
そのうちの一人がどうやら桜井君らしい。

六角形のモニターと照明がステージ上方にいくつもちらばっている。
そこに映し出される桜井君。
でも姿を露わにするでもなく、頭からすっぽりと布をまとっている。

淡々と歌い続け、曲終わりで立ちあがったその3人がぐしゃっとつぶれてなくなってしまった…と思ったとほぼ同時にステージ花道中央に現れた桜井君!
(彼曰くイリュージョンらしい)

今までになかった演出で私のワクワク感が更に一気に上昇した!

続いてなんとなくそんな気がした「LOVEはじめました」
からの「Worlds end」
そして続く「End of the day」

最初のツカミの曲が続きます。


次に流れてきた音楽がとても心地の良い「靴ひも」
「I ♡ U」の中で一番好きと言っても過言じゃない私の大好きな曲!

ここでひと段落して耳に飛び込んできたイントロは
私が今まででその当時しか聞いたことのなかった「マーマレード・キッス」

高校生のがむしゃらに好きだった頃の想いがみるみる溢れてきた。
その時よりもセクシーに歌う桜井君。
中規模のホールで聞いたあの曲が今ここ、ドームで響いてる。
時の流れを実感し、その頃から今までの想いが一緒にして蘇って、泣けてきてしまった。

追い打ちをかけるように次には「抱きしめたい」も登場。
お決まり?の「凍えそうな夜に」を「クリスマスの夜に」ってはにかみながら歌う桜井君。


でもこの曲じゃ涙なんてでるわけもなく。
懐かしい気持ちと微笑ましい気持ちがふわふわと交差していた。


ここでMC。
blood orange色のギターにマニキュアで施した桜井君渾身の出来栄えを披露。
おそらく女性に求めてる彼なりのものがそこには強く描き出されているんだろう。
このギターの前振りで始まった「Surrender」で、私は度肝を抜かされた。


サビの部分の「もう 土壇場」
ここで聞きなれないコーラスに出くわす。
続く「もう一押し」
そこで私が目にしたものは。
ケンちゃんのコーラスでした。

桜井君の声に負けないくらいの強い歌声。
ギターを弾きながら、ハッキリとそして堂々と。

私はこの時、得も言われぬ感覚に陥る。

あのケンちゃんが。
あのけんちゃんが。

心臓がバクバクするとともに涙がこみ上げてきた。
もう嗚咽というより過呼吸になりそうなくらいに。

なんでこんな気持ちになるのか、自分でもわかったような、わからないような。
歌うわけないと思い込んでいた。
いつかの「抱き〜しめ〜たい〜」の歌声で最後だと思い込んでいた。
彼の歌声が鋭く深く私の心に突き刺さる。


あの時はまだケンちゃんの声がたくさん聞けていた。
直接話しもできた。

でも今このタイミングでそれをやるか。

いろんな思いが混ざり合って気持ちの立て直しができるのかとまで思ってしまった。

次からの曲が「Pink〜奇妙な夢」「常套句」「pieces」でよかったと思わざるを得なかった。

だいぶ落ち着きを取り戻した頃に後半のハジケ曲が並ぶ。
「CENTER OF UNIVERSE」
少し前に偶然「Q」を聞いてそろそろ聞きたいなと思っていただけにアクション爆発。
続く「fanfare」でもテンションは上がりっぱなしでいられた。

「イミテーションの木」では六角形のモニターに映像が映し出される。
初めは空。
SE担当小林武史。
次に海。
桜井君が「う〜みよ〜」って歌ってたけど、若い子には絶対わかんないんだろうな〜。
加山雄三の曲だよ!
お次は宇宙。
そして街。
その街はドーム周辺の映像なのに、イマイチみんなどこか分かってない様子。
カメラがパーンして向かいにある「イオン」が映ると会場はざわざわ。
桜井君も何だか必死に「イオン!ほら、イオンだ!ABC!(マートの事)」なんて言ってたっけ。

そんなイミテーションの映像はMr.Childrenを優しく包み込むように、中盤から大木がバック全体に映し出されていました。
鮮やかなグリーンが無機質なステージいっぱいに広がってすごくきれいでした。

「かぞえうた」
「hypnosis」
「Happy Song」
と力強い曲が続く。

ここでまた懐かしい曲「Tomorrow never knows」
過去に何度かライブでも聞いてるけど、なんだか懐かしいといつも思う曲。
名古屋で作ったんだよね、これ。
今池の辺鄙なとこにあるホテルレオパレスでね。
私、その時多分そのホテルの周辺にいたよ。
そんな事をいつも思い出してしまう曲。だから懐かしいのかな。

そして「エソラ」、「Marshmallow day」と続いて本編は終了。
ましゅまろは桜井君今までにないノリの手拍子をしてるなーなんて思いながらこっちもつられてノリまくってました。
最後の方で桜井君が自分の心臓あたりを掴んでちぎって投げる、というジェスチャーをしていました。
そのハートはしっかりと私にも届きましたよ。



アンコールはいきなりの弾き語りで「クリスマスナイト」
高校生の頃に作った作詞作曲第1弾。
なんで25年以上も前なのに桜井君が歌うと違和感ないんだろう?

そして曲紹介で「チン曲」を、と桜井君。
チン?新?なんて思ってると
「チン曲ですよ、チン曲。」
「チンチンの曲です。」

だって。
こらーそんな曲あるんかーい!
ってそんな下ネタ幼稚園児でしょ!と突っ込みたかった…

で、そのチン曲は「天頂バス」でした。
いいねー、マイナー曲!

それから「HERO」
最後のサビ前くらいでJENがバチをすっ飛ばすハプニング。
ちょうどモニターに映し出されてたからJENの「おぅっ」って顔がバッチリ見えたよ(笑)

そして最後は花道中央にこじんまりゾーンで「空風の帰り道」を。
機械的な中にも人のぬくもりを感じられるような曲を、と桜井君。

十分感じてますよ、あなた達のぬくもり。


今回もステージには小林氏と4人のみ。

何度もライブをやってるなーって感じた。
余分な音がないだけにストレートに響いてくる。

そして何度も「やっぱり好きだ」と思わずにはいられなかった。


全てが好きなわけじゃない。
信者になど毛頭なる気もない。

けれど嫌いにはなれない。なるわけがない。

ずっとずっと見てこれた奇跡。
途中妨害されたこともあったけど、修正して戻ってきてよかった。

この好きな気持ちはやっぱり誰にも負けたくないっていつも思う。
どんなに離れようとも、邪魔が入ろうとも、もうこの気持ちはどこにもなくさない。




いつもパワーをありがとう。
今こうしてあなた達に会える事。
私もメンバーになれた事。
心からこちらこそありがとうと言いたい。

今回ほど温かいと思ったライブは初めてだ。
Mr.Childrenにぎゅう〜って包まれるような、そんな気持ちにもなった。






次のアリーナツアーのチケットが取れる事を切に願いながら…
また明日から、なんでもない毎日の繰り返しを重ねていこうと思います。




ケンちゃんのコーラス、ナマで聞けて本当によかったよー。






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