mixiユーザー(id:2129235)

2013年03月26日06:52

20 view

学会初日

 某学会に行く。初日。

 受付開始時間少し前に着いたら、もう受付が開始されていた。第1会場に陣取り、予稿集などを読み時間をつぶす。

  ※ F○M向け資料を渡されそうになった... F○Mパスしてるの?
   私って。



 しっかし暖かい。会場の前にある桜は満開だし。お花見したい。

 にしても、会場のある町は随分変わった。私、30年ほど前の学生時代、この町で予備校講師(数学科)のバイトをしてたんだよね。当時、埼京線のホームはもっと深い地下にあり、会場の在る辺りは古くて火事に弱そうな木造家屋がゴチャゴチャっと立ち並んでいたような記憶があるんだけど。とてもオシャレに変化していた。



 まず、当事者交流会。と言っても当事者団体は当番?団体を除くと2団体だけ。他は当番団体の方が、交流誌の要約を紹介する、というスタイル。参加者も20人いるかどうか?だったし、これじゃ交流になってないよねー。でも、以前の交流会も、ほとんど飲み会だったから、まぁこんなものかしらん。



 開会式を経て、一般演題に入る。第1会場は70〜80人くらい?第2会場は90〜100人くらい?の入り。第1会場は、お医者など専門家の発表が多く、第2は当事者や学生、法律関係者などの発表が主かしらん。で、当事者の多くは第2会場に流れていた。

 私は、第2はいつもと同じような発表になるに違いないと思い、1発表を除き、第1会場で聴講しました。第2会場で聴いた一つ(法改正の方向)も、予想どおり、やや首を傾げるような内容だったし。結論は、やや夢想的?でも希望だからあれで良いのかも。

メモ:
・反転法は大きい欧米人には向くが、日本人には向かない。日本人にはM型皮弁か、S状結腸が良い。トンネル無しや輸血無しなら小三角弁法も。
・カ○アウトに成功する人が多い話を聞いて、私の人間関係作りの拙さを痛感した。



 理事長講演。今後の課題について。200人くらい。



 シンポジウム1。DSM-VとSOC-7について。

 DSM-Vは今年には正式に発表される予定。非病理化は議論されたが結局残った。欧米では病気である不利益が日本より大きいので議論になったが、病気でなければ出来ないことも(キューバなどでは、病気であるから社会で認められる)。

 SOC-7。作成したWPATH(旧称:ハリーベンジャミン国際性別違和協会、2007に改称)は当事者も会長になったりする団体で、「ジェンダーに非同調な人々」も含む団体。ただ欧米白人が仕切っているそうな。専門職者が何をしなければならないか、がより明確化されたとか。ただしもちろん、当事者をしばるものではない。精神療法は必須でないとし(医者の義務ではないだけで、診断などに必要なら行う)、「段階的」も「RLE」も削除。



 最新情報提供セッション。これは、卵子幹細胞の話が面白かった。FTMから切除された卵巣は、他の理由で切除されるものと違って健康なので、研究に最適。これをつかって、卵子幹細胞が通説とは異なり分裂・増殖し得ることが示されたんだそう。へー。不妊治療に大きな一歩かも。



 18:30から懇親会。久しぶりに出席してみた。来年は死んでるかもしれないし、仮に生きていても沖縄で開催だと言うから経済的にとても行けない、だったら今年その分の予算を使ってしまえ、と。

 懐かしい顔・顔・顔。数年ぶり?に旧交を温める。セコイ私は「元を取ろう」とたらふく食べて、飲んで、お話して、なぜかその場にいた赤ちゃん(当事者が、手術前に生んだとか?)と遊んで、楽しい時間を過ごした。3千円分の元は取ったね(^_^;)。某団体の九州支部の人のお話を聞いたら。やっぱ代表さんは人使いが荒いらしー。ぜんぜん変わらない。

 来年はたぶん行けないし、他のイベントに行く機会もほとんど無いので、これが皆に会うのは最後かも?少なくとも一部の人とお会いするのはこれが最後だよね?と思うと、とても感慨深い。

 20:30解散。多くの人は、当事者懇親会?に流れるみたいだったけど。私は睡眠不足にとても弱いのでパス。夜更かし苦手
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する