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2013年03月26日13:11

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はたらくパパ

消費者庁の育休で昇給&昇進に反対48% 「独身どうすんだよ」
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=151&from=diary&id=2370741

自営業をしている僕にとって、男性が育児休暇を取れる環境にあり、且つ育児休暇を取ることで、昇給や昇進に繋がるなんて、まるで夢のような話だ。

僕のように一人でやっている、自営業の人間には、育児休暇どころか休みに対する収入の補償などどこにもない。
だから、風邪をひいてしんどくったって、代わりがいないのだから、這ってでも仕事に行かなければならない。
それは収入だけの話でなく、仕事上の信用のこともある。
しんどいからと、急に休んだりすると信用にも関わるのだ。

ところで、僕は今、2人の息子の父親だ。
世間では、きっと僕のようなパパは、イクメンではないのだろう。
だが、僕は2人の息子を誰よりも愛している。
これは、僕がイクメンであろうがなかろうが、この気持ちだけは確かだ。

長男のはるちゃんは、今から5年前の11月2日に生まれた。
この日はたまたま日曜日で、次の日は祝日だった。
だから、僕は運良く仕事を休むことなく、長男の出産には立ち会うことができた。
はるちゃんは、予定日より2週間早く生まれてきたから、もしかしたら、僕が出産に立ち会いたいという願いを、嫁のお腹の中で聞いていて、わざわざこの日を選んで出てきてくれたのかもしれない。

次男のみのりくんは、2年前の4月22日に生まれた。
急な出産だったので、この日は立ち会いに間に合わなかった。
嫁のお母さんが立ち会ってくださって、生まれた瞬間のみのりくんの写真を写メで送ってくださった。
僕は、職場でその写真を見たのだが、あの時のことはよく憶えている。
患者さんが、出産を祝ってくださったのを今でもよく憶えている。

みのりくんは、きっと僕が2人の息子たちと過ごす時間を少しでも長く持てるようにと、わざわざGW前のこの時期を選んで出てきてくれたのかもしれない。
みのりくんの出産予定日は、GW後だったから。

パパはイクメンじゃなくとも、僕の息子たちは、本当にパパ思いの良い子だ。
こんな息子たちを持って、僕は幸せじゃないわけがない。

僕が仕事を頑張るのは、自分の為だけじゃない。
嫁の為に、息子たちの為に、僕を含めた家族の為に、僕は、仕事を頑張っている。

仕事をしていて、息子や嫁の顔がフッと浮かぶことがある。
そんな時は、大抵仕事といっても悩んでいたり、疲れている時だ。
そして、嫁や息子たちの笑顔を思い浮かべるたびに、また仕事を頑張ろうと思う。
僕は、家族に支えられているんだと改めて思う。

仕事をしていると、平日は息子と接する時間があまりない。
朝はまだ息子たちは寝ているし、もちろん夜帰ってきた時も、息子たちは寝ている。
それでも、少しでも仕事が早く終わったら、もしかしたら、息子たちがまだ起きていることを期待して、急いで家に帰る。
そんな日、もし息子たちが起きていてくれたら、ささやかな幸せの時間を少しだけ息子たちと過ごす。

そんな生活をしているパパは、きっと僕だけじゃないはずだ。
自営業でなくとも、育児休暇のない職場はたくさんあるだろうし、あっても取れないパパもいるはずだ。

そんなパパだって、息子や娘を誰よりも愛している。
パパは、ママや息子や娘の笑顔を支えに、毎日仕事を頑張っている。

僕は、そんなパパをカッコいいと思う。

例え、イクメンと呼ばれなくても、僕は誰よりも息子たちを愛している。
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