mixiユーザー(id:2471537)

2012年11月18日16:09

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Q

観てきた。昨日やけど。
ネタバレあるんで未見の方はスルー推奨。

とりあえず同時上映の「巨神兵東京にあらわる」は面白かった。
ただ単に巨神兵が東京にある日突然現れて街を焼き尽くすだけのそれだけの作品だが、面白かった。映像に迫力と説得力があった。
日本のミニチュア特撮もまだまだイケるよ。


で、ヱヴァ。

感想を一言でいえば「なるほどわからん」。

いや、凄かった。でもワケわからんかった。
まず時系列からして前作の14年後。初号機からサルベジーされたシンちゃん浦島状態。ついでに観客も総浦島状態。シンちゃんにも観客にも何の説明らしい説明もなく現状だけが示されていく。
ミサトさん(43)が作ったらしい何か超スゲー巨大空中戦艦。使徒もひとひねり。でも仲間だったハズのみんなは何故かシンちゃんいらない子扱い。
疎外感マックスのシンちゃんの元へ綾波が迎えに来て当然ついていくシンちゃん。
連れて行かれたのはボロッボロのネルフ跡地。そこでカヲル君とおホモ…お友達になるシンちゃん。ちなみに綾波は破でのポカ波さんとは別人でした。
世界の破滅が自分のせいだと知り絶望するシンちゃんに「リリスに刺さってる槍抜いたら元通りだお」と慰めるカヲルたん。
複座式の13号機で出動するカヲ×シン。でもセントラルドグマに到着して「なにかおかしい…ちょっとおかしい」と躊躇するカヲルたんと「抜きに来たんでしょ♪抜いちゃおーぜ♪」と人の話きかないシンちゃん。
結果フォースインパクトが起こっちゃって、それを阻止すべくカヲルたんはシンちゃんの目の前で首チョンパの憂き目に。シンちゃん大号泣。
抜け殻状態のシンちゃんをアスカが「いくわよ」と引っ張って、綾波と3人で歩き出したところで「つづく」。

合唱?三三七拍子?映画館の中お通夜みたいなっとったわ。
エンターテイメント性などカケラもない欝映画。前作のあの前向きさは一体何だったのか。


ところで、庵野監督によるとヱヴァは繰り返しの物語だそうだが、今回のQは破の続きではなく旧劇の続きではないかという説がささやかれているらしい。
つまり、「TV → 旧劇 → Q → シン(次回作) → 序 → 破」ということ。
たしかに破で「あなた自身の願いのために行きなさい!」と叫んだミサトさんが今回の対応は違和感があるし、宇宙にいる初号機、巨大綾波の顔やリリス(?)の格好、戦自にやられたネルフ本部にアスカの左目など旧劇を彷彿とさせる描写は多いが、ミサトやリツコが存命であったりユイの苗字が綾波であったりと矛盾も多い。主人公であるシンジは旧劇ではなく破の記憶を持っているし、何よりも初号機からサルベージされた事実が砂浜でアスカの首を絞めたシンジとは別人である事を物語っている。
TV版ラスト2話で言っていた「別の可能性(パラレルワールド)」ということなんだろうか。考え出すとキリがない。
ループオチになるのは確定なんだろう。カヲルも何度もそんな事を言っているし、完結編のサブタイトルも終止記号の前にコロンがつくことでリピート記号みたいになってる。
なんにせよ来年公開(できんのか?)予定の完結編を待つしかないのでしょうな。

しかしワケがわからない、モヤモヤするという意味で今回の映画は見事に主人公の心境にシンクロさせられたわwwwお見事です。
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