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2012年11月03日14:02

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「アルゴ」

今上映している映画の中でも一番面白いんじゃないか?というのは言い過ぎかexclamation & question

予告編で、
ニセ映画をでっち上げるなら俺に任せろ!だの、中途半端でなく壮大な架空の映画作りで相手を国ごとだます、だの、なんて楽しそうな映画なのexclamation & question
と期待満々exclamation ×2

ところがふたを開けてみるとおっとどっこい!
かなりシリアスで作戦の思いつきから実行から完遂まで、緊迫感あふれる映画でした。

予告編のあのなんとなく軽いイメージはいずこへ?(笑)


1979年アメリカカーター政権下、クーデターで追放されたイランの独裁者パーレビ国王の引き渡しを求め、イランのアメリカ大使館が暴徒に占拠される中、間一髪で大使館から逃れてカナダ大使の私邸に逃げ込んだ6人の大使館員がいた。
その存在がイランホメイニ師政権に知られると、6人はもとより、大使館に監禁されている50数人の命さえも危うい。

危険が迫るカナダ大使にも退去命令が出る中、6人をイラン側には知られずに国外に脱出させる方法は!?
そしてその白羽の矢を立てられたのは…。

という約30年間隠されてきた実話らしいです。

事実は小説よりも奇なり、とはよく耳にする格言ですが、この事実は、そのまんまこの格言に当てはまります。

アルゴ、とは制作をでっち上げられたSF映画のタイトル。

この時代スターウォーズや未知との遭遇など、一大SFブームでしたね。
懐かしい…(遠い目)(笑)

宇宙でのシーンを撮るのに許可したイランもどうかと思うけど、
だって、ただの砂漠の国でしょ宇宙の荒れ果てた荒野のようですよお宅は、と言われているんでしょ(笑)

ま、そんな小さな事は置いといて…。


監督&主演はベン・アフレック。
マット・デイモンの同級生として有名だけど、その尖り気味のアゴの影響か、ちょい悪い雰囲気はあるものの、マットに比べたら今一つパッとしない印象だったのが、
今作はアゴヒゲに優しい目をして、一生懸命に職務を果たそうとするのが、かなりGOOD指でOK
ベン・アフレックはこれから役者でいくのか、制作でいくのか、いずれにしても楽しみです。

脇もしっかりといい役者を揃えて、中でも直属の上司がベンの為に裏技を使ってまで後押しをするシーンは胸に来るし、イラン側の兵士のギラギラした様子は観ていて怖いほど。

エンドロールで、映画のキャストと実際の人物の写真が写るんだけど、これがまたソックリ(笑)。

そして、
実際にあった事、って事は実在の人物がいて、CIAは秘密を守るのは当然だとしても、関わったその映画関係者たちは、この秘密を30年間も語らなかった!ってことよね!

そんなこんなを考えていたら、ナイスなおっさん達に敬意を抱いてしまうのはわたしだけ?


でっち上げられた「アルゴ」の完成版を一度観てみたい!
誰か作ってくれないでしょうか?
ルーカスフィルムを買収したディズニー辺りが作ってくれたら絶対に観に行くのになぁ(笑)



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