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2012年10月11日15:40

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ドキュメント1008〜明日の星を掴んだ石井琢朗という男〜

るんるん駆け抜けるスタジアム 君の勇姿 明日の星を掴めよ 石井その手でるんるん

この日、いったい何度この曲を歌っただろう…。



10月8日、俺は早朝5時起きで電車と新幹線を乗り継いで横浜を目指していた。

前日は深夜まで残業だったし、翌日の9日も仕事。
更に、この日は自分の誕生日というシチュエーション。

普通なら野球を観るためだけに横浜に向かうなんて有り得ない。
だけど、この日は特別な日。
1998年、横浜ベイスターズを38年ぶりの日本一に導いたV戦士の一人、石井琢朗選手(現広島東洋カープ)の現役ラストゲームだったのです。

球場に到着して、まず人の多さに驚愕げっそり
何だこれは…
Mr.ChildrenのLiveでも有るのか!?と思う程の人混み冷や汗
俺は未だかつて、あんな長蛇の列をハマスタのグッズ売り場で見た事が有りません(笑)。

この日ばかりは、横浜ファン広島ファン関係無く、
皆石井琢朗の最後の勇姿を見守るためだけに集まった同士ほっとした顔

友人達と合流した俺は中華街で昼食を済ませてから入場。
この日は色々セレモニー等が有るため、既にスタメンが発表されていた。

スコアボードを見て、思わず息を飲んだ。
広島東洋カープのオーダー。
『1番ショート石井琢朗』

伝説の1日が幕を開けた。


琢朗の引退セレモニーは、試合開始前に行われた。

バックスクリーンに映し出される、数々の偉業。スーパープレー。
その一つ一つに、超満員の大観衆から惜しみ無い拍手が贈られる。

中でも、98年の日本シリーズ第1戦西武の西口から決めた、ぴかぴか(新しい)伝説のセーフティーバント。
そして、2006年に達成した、勝利投手経験の有る元投手としても、ドラフト外で球界に入った選手としても史上二人目となる、ぴかぴか(新しい)2000本安打達成。
この2つのシーンの時の拍手は半端なかった…☆

このVTRを見てるだけでも、どれぐらい偉大な選手かという事が判る。

決して身体も大きな方ではなく、ドラフトでもどこからも声が掛からなかった、そんな選手。
投手として入団したにも関わらず、自ら志願して野手…しかも一番守るのが難しいショートに転向した異端児。

それでも、誰よりも努力し、誰よりも野球を愛する事によって、幾多の困難を打破し、名選手と呼ばれるまでになった石井琢朗。

本当に、俺達ベイスターズFanの誇りだよ…と、VTRを見ながら思っていました涙
そんな中、映像は終わり、花束贈呈が有り、
球場全体を震わすかのような拍手と、お馴染みの応援歌の大合唱の中、セレモニーは終了しました。

さあ、でもこれで終わりじゃない。
いよいよ、石井琢朗現役最後の試合が始まる☆


『ラストゲーム…最後の君の勇姿編(仮)』に続く…のか!?(^_^;)


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