ゲスト宇崎竜堂さん　第１６回カシオペア映画祭

２０１２年９月２９日（土）岩手県一戸町にある岩手県北部最古の映画館、
萬代館で音楽家、宇崎竜堂さんをゲストに迎えカシオペア映画祭が開催されました。
この映画祭は、岩手県北部で最古の映画館である萬代館を地域の財産と考え
地域の活性化のために、この映画館を多くの人々に知ってもらい有効利用して
もらうために発案したイベントでした。

地域が高齢化社会になり過疎化が進んでいること。
映画館の館長さんが亡くなるまでこの映画館を大事にしていたことから
私たちはこの大事な映画館を何とか存続させて有効利用してほしいと
日頃考えていました。初期の頃は無声映画を上映したりしていましたが
１２年前から、有名俳優さんに出演していただく映画祭に路線変更。

私どもの小さく古い映画館を守ってゆきたいという趣旨に賛同し
藤岡弘、さん、田中邦衛さん、長塚京三さん、故原田芳雄さん、
赤井英和さん、大杉蓮さん、富司純子さん、水谷豊さん、
藤竜也さん、吉川晃司さんが出演してくれました。

映画の３本上映にトークイベント、そして終わった後は
本人を交えての懇親会がこの映画祭の魅力。これには
有料ですが一般のファンも参加することができるのです。

今回のゲストは音楽家の宇崎竜堂さん。
１９７３年にダウン・タウン・ブギウギ・バンドでデビューし
港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカやスモーキン・ブギが大ヒット。
山口百恵さんや内藤やす子さんなどにも楽曲を提供。
そして多くの映画音楽や舞台音楽でも大活躍しています。

駅に迎えに行き、あいさつもそこそこに会場入りして打ち合わせ。
自分の主演映画や担当した映画のポスターが会場の至る場所に
貼られているのに、かなり驚いておりました。
映画はザッツ・ダウン・タウン・ブギウギ・バンド、
TATOO<刺青>あり　 オリオン座からの招待状　の３本を上映。


トークショーでは最初に上映された映画
ザッツ・ダウン・タウン・ブギウギ・バンドについコメントし、
「皆さんに絶対に見てほしくなかった映画です」の発言に場内大爆笑！
１９７５年にバンドのツアーの様子や野外イベントの様子をとらえた映画で、
当時は観客の前の席が、ほとんど暴走族で演奏が始まると火のついた
タバコがステージに投げられた話や、（彼らの愛情表現かもね）
客が暴れるのでバンドではコンサート会場をなかなか貸してもらえず、
山口百恵さんや他の歌手に楽曲を提供するようになったあたりから、
宇崎竜堂の名前で申請を出すと会場を貸してもらえるようになったり
（実際に出演するのはダウン・タウン・ブギウギ・バンド）
多くのエピソードを披露し大爆笑の連続でした。
トークの後はミニライブも開催。実際に映画で使われた
ハッシャバイ・シーガルなど４曲を披露してくれました。





翌日は高原野菜が名物の一戸町奥中山高原センターにて
お部屋を貸していただき郷土料理や地元のアイスクリームを堪能。
名物のレタスのサラダや牛肉煮込みのカシスソース和え、ひっつみなど
本当に手作りの美味しい食事でした。地元のエフエムで録音終了後、
台風が迫っているので二戸駅ではなく盛岡駅に向かいホームで見送り。
本当にありがとうございましたの声に力強い握手をしていただきました。
宇崎さん、お世話になりましてありがとうございました。


応援頂きましたマイミクの皆様、ありがとうございました。
つぶやきにも多くのメッセージありがとうございました。
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