どうも。よしもと新喜劇で「その話ですが、お断りさせていただきます」「わかりました。オッケーですね」というやりとりを見て、「これと同じ会話、つい先日ヨメ子としたじゃないか…」とボヤいた葉桜です。
≪実際の会話≫
ヨメ子「葉桜さん♪いま喋っていいですかっ?」
私「いま忙しいんで、あとにしてください」
ヨメ子「あのね、患者登録のことなんだけど」
私「(オイッ!!)」
繰り返しますが、実話です。
日記を読んで「嘘のようなホントの話」「事実は小説より奇なり」嬉しく思います。
さて、いつも私が語ってばかりですなのが、今回は別の人が語ってくれた話を。
イトコの話と、イトコの息子(3歳)が語り手です。
まずはイトコの息子くんが語り手。
以下は、3歳児のライくん(仮名)が一生懸命話してくれた、『ももたろう』です。
随所、心ないツッコミが入ります。
では、はじまり、はじまり〜♪
「あるところにおじいさんがいました。おじいさんは山へ芝刈りに、おばあさんは川へ洗濯に行きました」
うむ、順調なスタートです。
「そこへ小さな桃が流れてきました」
うん?小さな桃?
「おばあさんはそれを拾って食べました」
いいね、食べきりサイズ…っておばあさん食べちゃうの!?物語は!?
「すると大きな桃が流れてきて…」
あ、本命流れてきた、よかった。
「おばあさんに、どーんっとぶつかりました」
なんて攻撃的なの、ももたろう!
「おばあさんは桃を家に持ち帰りました」
自分に攻撃してきた桃でも、ちゃんと持ち帰るようです。
優しいのか、細かいこと気にしない主義なのか、くいしんぼうなのか。
「おじいさんはその桃を割りました。すると中からももたろうがオギャアオギャアと泣き出しました」
攻撃的ももたろう誕生!
「おじいさんとおばあさんはその桃を『おいしい』といって食べました」
まさかのももたろう放置プレイ。
攻撃された仕返しでしょうか。
「ももたろうはすくすくと立派に成長していきました」
シカトに負けないももたろう。
「おじいさんとおばあさんはとても心配しました」
立派に成長してるのに!?
まぁ桃から出てきた赤ん坊がスクスク成長したら確かに心配になるかもしれない。
「ももたろうは鬼が島に行くことにしました」
いよいよ旅立ちの時です。
「『ももたろうさん、きびだんごをください』」
唐突な請求。
これは誰かな?犬かな、サルかな、キジかな?
「ももたろうはきびだんごを1つあげました」
正体は分かりませんでした。
「きびだんごを食べて元気になりました。めでたし、めでたし」
おわりっ!?
100文字以内の要約
「大きな桃から生まれた攻撃的ももたろうが、ジジババに心配をかけながら成長し、鬼が島に行こうとした矢先、唐突に現れた謎の請求者に『きびだんご』という名のポーションをあげて請求者の傷を癒す物語」
3歳児のつくりあげた名作だ…!!
マキ「葉桜、遊んでくれてんのー?」
マキちゃん登場。
「うん」と言いながら、いま聞いたライくんの話を忘れないように急いでケータイに入力する私。
マキ「ライ、おいで。『あんこの話』してあげる」
それを見て友達からメールが来たのだと思ったのか、気をきかせてくれるマキちゃん。
ライ「あんこのはなし−♪」
ユミ「あんこのはなしーっ!!」
私「あんこの話ってなに?」
よほどテッパンなのか、ライくんのお姉ちゃんのユミちゃんまで『あんこの話』と聞いて飛んできた。
マキ「じゃあ、あんこの話、はじまり、はじまりー」
あるところに、とてもあんこが大好きなおばさんがいました。
おばさんは大好きなあんこのお団子をたくさん作りました。
おばさんは作ったお団子を「おいしい、おいしい」といって全部食べてしまいました。
お団子を食べ終わったおばさんは、床に1つあんこが落ちているのに気がつきました。
「あら、こんなところにあんこが落ちている。もったいない、もったいない」
おばさんは、あんこを拾って食べました。
「ぎゃあああああああああああああああああああああっ」
それは、
あんこではなく、
う●こだったのです…。
うーむ、いかにも子供が好きそうな話である。
こうしてエラそうに斜にかまえた感じのこといっているが、葉桜はこの話を聞いて子供たち以上に爆笑していた。
私「ねぇ、これなんかの児童書に載ってた話?それともマキちゃんのオリジナル?」
マキ「ううん、旦那の伯母さんの実話」
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