家族揃って、吹替え版を観賞。
個人的には、字幕版にしたかったが、トミー爺・ジョーンズの吹替えが、某コーヒーCMでおなじみの声だったので、かなり、違和感なく楽しめた。
これは、観る前に気づくべき事かもしれなかったが、タイムスリップして過去から現在を変えるというのは、MIBというよりも、むしろ、バックトゥザフューチャーだよね。
で、実際観てみたら、この作品自体が、そのプロット上、MIBである必然性は殆どなかったし、おまけに、トミー爺は、もの凄く老けちゃってて、いつオッチンでもおかしくなさそうだったし、過去で大暴れするのは、トミー爺ではなく、助手・ブローリン。
なおさら、MIB色が薄めに思えて、『なんだかなぁ』だった。
ラスト近くのあるシーンを観るまでは…
いやはや、さすが、スティーブン・スピルバーグプレゼンツ。
この手のオハナシを回収する手際の良さといったら、たとえワンパターンのそしりを受けようと、断固、支持しますよ。
まさか、本作のオチで、一作目の背景にオトシマエをつけてくるとは思わなんだ。
観るにあたっては、第二作はどうとして、一作目は必須でしょう。
シリーズのファンは、必見です。
作品的に、明確にシリーズ完結をうたっていないし、ここから、新シリーズにつなげる余地もあるけれど、トミー爺の年齢的な衰えは見るも明らかです。
実際のところ、続投は無理じゃないかな…
実質、この作品でシリーズが終わりだとしたら、もの凄く、天晴な引き際だと思いますし、こういうのを『たつ鳥あとを濁さず』というのですね。
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