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2011年09月18日08:37

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イケメンからの餌付け最新作

ボーロ。
 懐かしすぎ。チューチューといい、なんか子供に「ほらよ」ってあげる感覚だよなぁ。同い年だっつの。


水曜だけど休みの日に、車を初めて(!)一人で運転して用事を済ませに出かけた。
 道中、事故ることもなく、用事も早めに済ませて、同じ道を車で戻った。その途中でいつもの本屋に寄る。行きには対向車線側なので絶対に寄りたくないブックオフ系本屋である。
 店内で、妙に姿勢の良い、見覚えのある年老いた男に出会う。有給消化中の父親だった。曖昧な挨拶を交わして、また店内をぶらつく。マイミクさんが欲しいと言っていた「トビラ」がトラック1に収録されているアルバムTERMINALを中古コーナーで発見。事前に調べたところによると、私が好きな「to U」も入っているハズだ。値段を見てみると1380円。ちょっと安い。が、懇親会でソフトドリンクコースとは言え出費の後である。唸りながら別の棚の品物を見て触っていたら突然「ピー」という大きめの音が手元から聞こえてきた。タグがずれたらしい。音を発し続けるそれを持って店員のところに行き、お互い申し訳なさそうな顔をして受け渡した。
 棚の前に戻りまた唸っていると、肩を叩かれた。やはり万引きしようと思われたのだろうかと、言い訳を考えながら振り返ると、さっきの申し訳なさそうな顔をしていた店員ではなく、見慣れた老人が居た。
「欲しい物、あったか?」
「いや、うーん」
「ポイントカード渡しとくか?」
「あぁ、んー。どっちでも」
「まぁええ、何か買うんじゃったらこれに貯めとけや」
そう言って男は、同じ体裁の三枚のカードを取り出した。内二枚は半端な位置までスタンプで埋まっているものだったが、そうではないカードを、眼鏡をずらして確認している。
「こっちか。いやこれは貯まりきっとるんか」
「それ、寄越せ」
「ん?どっちに貯めても同じで?」
「いや、もう貯める必要の無いソレを寄越せ」
「・・・」
「・・・」
催促するように差し出した手に渋々、千円分になったポイントカードと、半端カードの一枚を乗せながら帰ろうとする男に、私は思い出したことを言った。
「ポイントカード新しくせぇって言われるんだけど、私、そういうの面倒だから、メイン利用者にやっといて欲しいんだけど」
「別に、今年いっぱいまでは普通に使えるんじゃろ。言われても断ったらええ」
新し物好きな男にしては珍しい消極的な台詞に、歳のせいだろうな、と思ってしまい少し暗い気分になる。
「正直、断るのすら面倒なんよね」
「ワシ、一回も言われたことないで」
「あ、、そう…」
去っていく背中を見送らず、他に目ぼしい物がないか確認して、カードと、自分の財布の中から仕方なく400円を出した私に、さっき防犯タグを渡した人とは違うレジ店員は何か言ってきた、
「こちらのカードは、今度から新しくなるんですが、説明致しましょうか?」
「…いえ、今はいいです」

やっぱ言われるじゃねーか!

帰りの運転は、アクセルを踏む右足に力が入り、ハンドル操作も荒くなっていたのは否めないが知ったことではない。
 ついでに、17の自販機が壊れていたのも、その荒さの傾向に拍車をかけていた。


別の日。
普通の顔して歩いてたらそこに居ないと思ってた人に見られて「すごい(怖い)顔してますよ」と言われる。
 元が怖いんだよ悪かったな、と思いながら、普段はよっぽどヘラヘラ出来てるらしい。良い傾向だ。と無駄に自己肯定してみる。

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