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2011年09月17日10:17

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トリイどっかんBROTHERS Vol.6

 昨晩はトリイホールへ。おなじみ笑福亭鶴笑・月亭遊方・桂文華による三人会、『トリイどっかんBROTHERS』はとうとう第6回目。集客は今回も40人前後、驚異のリピート率!というのは、普通なら6回もしていたら新しいお客さんと入れ替わってDMの宛先が増えるのに、いまだに40数枚しかDMを出せていないからだそう。

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番組

1.ご挨拶
2.ザツダン
3.月亭遊方「たとえばこんな誕生日(遊方作)」
4.ザツダン
5. 桂文華「おごろもち盗人」
仲入り
6.ザツダン
7.笑福亭鶴笑「義経千本桜(鶴笑ワールド)」
8.ゲーム

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 ザツダンでは遊方さんの誕生日が彦八祭りと重なっていて、一度だけ準備に忙しくて忘れてしまった話など。「たとえばこんな誕生日」は、自動車事故にあった青年を救急車で運んでいるときに救急隊員が生年月日を尋ねると、今日が誕生日で、という噺。誕生日だと知った救急隊員2人が気をつかってなんやかや世話をやくが、それがいちいち青年をなぶる風になってしまう。救急隊員の悪のりぶり、青年のひがみっぷりに爆笑でした。

 泥棒の話題のザツダンから文華さんは「おごろもち盗人」を。玄関の扉の下の土を掘って腕を通してカンヌキを外す、おごろもち(もぐら)泥棒の噺で、泥棒に入られる夫婦、夫婦と泥棒の会話が楽しく、爆笑でした。
 今までの流れからだと今回は文華さんがトリだったのですが、鶴笑さんに譲られたとのこと。勉強会で再演されていたという新作落語を期待していたのでちょっと残念でした。文華さんのトリもまた観たい!

 仲入り後、芝居噺の話から、遊方さんがたくさんの諸先輩から新作落語へダメだしとアドバイスをもらえるというザツダンへ。人が良さそうな遊方さんはたしかに言われやすそう。あと、染丸師匠いい人!
 鶴笑さんはパペット落語「義経千本桜」の「河連法眼館の段」を。静御前のパペットが登場する出だしからどっかんどっかん受けていました。狐忠信の語りを染丸師匠にアドバイスしてもらった箇所もきっちりと。狐忠信の宙乗りを釣り竿に結わえた人形で再現では大喝采に大爆笑でした。

 ゲームはあっちむいてほい。練習ではすぐに終わったのに舞台ではラリーが続き、5本先取が3本先取に変更、文華さんの初勝利でした。
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