昨日は第351回岡町落語ランド@豊中市立伝統芸能館へ行ってきました。入りは50人くらいとゆったりで、熱演の連続だっただけにもったいない入り。次回は9月11日(日)だそうです。
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番組
1.桂弥太郎「ちはやふる」
2.桂雀五郎「遊山船」
3.桂吉弥「質屋蔵」
仲入り
4.桂鯛蔵「軽業講釈」
5.桂米紫「ねずみ」
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弥太郎さんは「ちはやふる」をきっちり丁寧に。竜田川が千早を突き飛ばさないのにびっくり。弥太郎さんらしい優しいかんじ?
雀五郎さんは「遊山船」を大熱演でした。船遊びしている金持ちをなにわ橋の上から眺めている二人組の噺で、橋の上から眺めている雰囲気が所作から感じられました。ぞうりをなめる場面に爆笑!
吉弥さんは夏らしい怪談噺「質屋蔵」をたっぷりと。オバケが出るという蔵を深夜に見張ること頼まれた腕自慢の熊五郎のキャラが秀逸。丁稚のうろ覚えで旦さんに怒られると勘違いして旦さんに怒られる前に悪事を告白する場面、オバケを見張る仕事と聞いてうろたえる場面、蔵の前で番頭と見張りながらビビる場面、どの場面でも大爆笑でした。
ハカマで出てきた鯛蔵さんは「軽業講釈」を一所懸命に。夏祭りで軽業の横になった講談師が、軽業の鳴り物が講談の邪魔になるので怒り、という噺で、講談師の怒りのみなぎり方とか、扇子を使っての軽業の説明が面白かったです。
米紫さんの「ねずみ」はねずみ屋があるのが岡山の城下町で、かい枝さんで観たバージョン。仙台の方が珍しいのかな?甚五郎はひっこんだかんじでしたが、ねずみ屋の主と分銅屋の主の緊張感のあるやりとりがとにかく良かったです。
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