仕事に休みをとって、また被災地へボランティアにやってきた。
東北にボランティアにいくことに、べつにこだわってるわけでもハマってるわけでもない。
ただ、自分がとりあえずやれるだけのことはやろうと。
オレの本業はNGOによる国際協力活動で、世界の貧困や災害への支援が主な活動だ。(と、思ってる
)
でも、もちろんそこには日本も入ってる。
おおざっぱに言ってしまえばそうゆーことだ。
前回、30名程でボランティアに訪れた福島県の新地町に、今度は個人で訪れた。
作業の前に、前回みんなで瓦礫撤去作業をした場所に行ってみた。
まだ残ってるものもあるけど、うちらが集めた瓦礫の山が片付けられ、きれいになってた。
これなんとかしなきゃあって思いつつ、そこまで手がつけられなかった側溝に埋まった瓦礫が、昨日見に行ったらなくなってた。
考えてみたら、うちらもどこかの人達の作業を受け継ぎ、途中、また違う団体の応援を受け、そして、うちらのあとにもまたどこからかやってきたボランティアの人達が、この作業をして、広大な林の瓦礫撤去を続けたんだ。
…
つながってる。
そう、
つながってるんだ。
それってとっても素晴らしいことだ。
そして、
今のオレのやるべきこと、てゆーか、やれるだけのことは、
自分自身の直接の力を提供すると同時に、たくさんの人達の力と力、思いと思いを繋げることなのかもしれない。
それは、ここ東北の被災地においても、また夏にボランティアツアーの引率でいくフィリピンにしても。
それが自分の目的か、それで満足か、と聞かれたら、たぶん違うんだとは思う。
それでも今は、できることを精一杯やるしかないから。
もしかしたら
こんなオレの力だって、他の誰かの力になってるかもしれないんだし…
…
今回も訪れた新地町のボラセンのセンター長のおいちゃんといろいろ話した。
「これから雨が多くなったり暑くなったり大変になるけど、まだまだやらなきゃいけないことは果てしなくあります…。
道路や鉄道も遮断されてとても不便な場所だけど、
もしよかったら、みんなでまたいつでも来て下さい。」
みんな、
つながろうよ。
思いを
つなげようよ…
写真は、前回うちらの作業前、でもって今現在の状態。
ちなみに、一生懸命、小屋の中を片付けてて「でもここがこの後さらちになっちゃったらどうしよう
」って言ってた例の小屋はまだそのままあったよん
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