自分が企画に携わったCDもあります。
学生時代からお世話になっている方々。
それぞれクラシック関係、ニューミュージック関係で活躍されていて、
境界線は全く無いのに、各人をご紹介する機会がありませんでした。
さだまさしさんの音楽ディレクター
八野行恭さん。
さださんの殆どのCD、DVDの作成に携わっている素晴らしい方で、
自分は親戚のこすぎじゅんいちさん(故人)の紹介から
現在まで親しくさせて頂いています。
レコード会社 フォンテック のディレクター(&営業)
有田精一さん
有田さんが新星日本交響楽団の事務局職をされていた時代に、自分は
新星日響協会(ファンクラブ)のボランティアスタッフとして関わって
いました。
現在のレコード会社に移られてからは、様々な情報交換をしながら
今までに数名のアーティストをご紹介することが出来ました。
このお2人を引き合わせたのは、或るアイディアがあったからでした。
“さださんの歌を、クラシックアーティストによる〔唱歌〕として
是非CD化出来ないものでしょうか?”
自分としては妙案だと思っていたのですが、ジャンルが違うために
編曲は全て新たに行わなければならず、
その予算捻出を始め、課題が多く現実的ではありませんでした。
失敗した場合のリスクを考えると、難しいとの結論になったのです。
「そう思うんだったら自分でやったら・・・・」
確かにその通りではありました。
でも、自分にとっては今までお世話になった方々へのご恩返しの意もあり、
本意が伝わらないもどかしさを感じていたのでした。
それが、方向性を変えたことで結実したんです。
有田さんは、八野さんの人格に惚れて色々と調べたところ、
さださんのお母様が主宰しているMSコーラス(さださんの曲を歌う女声合唱団)にて
コーラスの指導をしているだけでなく、編曲も行っていたことを知ったのでした。
それならば・・・と云うことで企画はかたちを変えてスタート。
実はこのCD化には、八野さんの本当に篤い思いが込められていたのですが、
それは知る由も無く、でした。
今回の経緯は八野さんのブログに詳しく紹介されています
http://cap-yh.sadasan.com/2010/05/
願い、縁、そして約束 (前編・中編・後編)
作業は極秘裏に行われて、
(自分にもこの詳細はなかなか教えてもらえませでした)
無事にレコーディング。
高校生たちの溌剌とした歌声が印象的で、その澄んだ響きに
リハーサルの時客席にて聴いていて思わず涙。
素晴らしいメロディーの新たな息吹を感じたのでした。
本当にその現場に立ち会っただけでも感無量でありました。
自分としては、紆余曲折を経ての
(と云うより、拘わりによる無駄があったために・・・)
長い時間を必要としましたが、八野さん、有田さん
お2人のお陰で素晴らしいCDが誕生しました。
“縁結び”が出来た喜びと共に、感謝の気持ちで一杯です。
1 北の国から -遥かなる大地より-
2 秋桜
3 抱きしめて
4 精霊流し
5 それぞれの旅
6 花咲きぬ -川崎医療福祉大学 大学歌-
7 惜春
8 夜想曲
栄東中学高等学校コーラス部
埼玉県立浦和第一女子高等学校音楽部
カラ・ピアノ演奏付
(このピアノ演奏が最高!です)
定価:2500円
販売:フォンテック
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