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2010年09月06日22:23

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エアデールのトリミングビデオ

思うところがあり、『エアデール・テリアのペット・クリップとスタンダード・スタイル』というDVDビデオを通販で購入し、本日届いたので早速見てみた。

実は、これを出している出版社のトリミングに関しての携帯版メルマガを受信しているのだが、迷惑メールが多過ぎ、ブロックを設定しているので受信できず、このDVDが出たことに最近まで気付かなかった。

さて…ペット・クリップ(主にクリッパーで刈る)とスタンダード・スタイル(主にナイフで抜く)が各1枚に収録されていて、計2枚組のパッケージで本体税抜き定価5800円。講師は杉浦市郎氏。

感想は…。

細かい解説が少な過ぎる。声での解説(会場での)もそうだが、ビデオなのだから画像加工に工夫(会場では講師がホワイトボードに少し書いて説明していたが…アフターレコーディングするとか)がほしい。ダラダラとトリミングしている場面が続く…BGMも同じ。

『スタンダード…』編では、講師自ら実際にトリミングするので、講師のマイクロホンを何とかできないのか…ピンマイクを使うとか。

多分、収録を兼ねたプロトリマー向けの講習だと思うが、大画面モニターとトリミングテーブルの位置が重なっていて、会場に来た見学者に見えずらくないのか。

各ディスク80分なのだから、これで全てが解るような内容にして欲しかったなぁ…。

例えば、この講習を受けた(あるいはビデオを見た)トリマーに、プラッキングはともかく、ペットクリップを頼めばキチッと仕上げてくれるのかという不安が残る…もっともそんな簡単なものでもないが。

同じ出版社から出ている『スタンダード・スタイル・コレクション』という書籍を見ても解らない部分を補ってくれる内容とまではいかないようだ。

それはさておき、『ペット・クリップ』編では、不潔になりやすい耳や足指の周りの手入れについて、もっと詳しい解説と収録をして欲しかった。これでは、1頭まるごと初心者には手入れできない。プロ向けという感じなので省略なのかしら…。

初心者が見る場合、『ペット・クリップ』をするのであっても、『スタンダード・スタイル』編から見ないとスタンダードや専門用語等基本的なことがよくわからないと思う。

講師が再三、『エアデールらしく』と力説しているが、それが解るトリマーなら苦労はないわーい(嬉しい顔)

テリアを得意とするトリマーならともかく、『エアデールらしい』ということについて、もっと丁寧な説明をしないと解らないのではないかと思うのは私だけかしら。

いわゆる長脚テリアには、エアデール、ワイアーヘアード・フォックス、ウエルシュ、レイクランドといった種があり、頭部や顔のトリミングが少し違うだけだということぐらいの大ざっぱな解説だけでは、その頭部や顔がどう違うかなんて解りっこないのでは…。

とにかく、解説が少な過ぎるので、書籍等で基本的なことを頭に入れておかないと講師が言わんとすることはよく解らないだろうと思う。

CS放送にグリーンチャンネルという農林水産関係の番組(中央競馬の中継や関連番組もある。数年前には2年間ほど警察犬協会の番組も放送していた)を放送しているものがあり、JKC関連番組や犬に関しての番組(各30分間)も放送していて、プードルの展覧会向けのトリミングについてやっていたのを見たことがある。たった30分の番組だが非常に解りやすかった。それに比べると…考えてる顔

価格的には手頃だが…個人的には、倍の価格でも内容を濃くしてくれるほうがよい。テリア犬種以外のビデオも出しているが、内容はどうなんだろうか。見て比較してみたい気が…。


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