8月23日
今日はちょっくら外出許可を取ってちらっと事故ったバイクを見ました。
前輪はパンクしていて、前輪のタイヤフレームの左側にくさびを打ち込んだような5cm位のへこみがあります。
ボディーは驚くほどきれいで、擦り傷もほとんどありません。
左ブレーキレバーのプラスチックの部品が擦り切れています。もしやここから接地したのでしょうか?
いったいどんな枕木に乗り上げたんでしょう?
乗り上げたというよりは、挟まってテコのように、投げ技を食らうように、左側からバックドロップよろしく叩きつけられたのでしょうか?
まあ、バイクはまた後で、じっくり検証することにしましょう。
明日で丸1週間ですが、1週間はとにかく安静にして、体の状態を検証し、状態がわかったらリハビリを開始するようにしたいと思います。
脳内出血(外傷からの出血拡張)が見つかったのはショックでしたが、今のところ細かい障害も起きていないようです。
ところで、今日外出して、女子高生のミニスカを見たらなんだか元気になりました^^;
ガハハハハ・・・・・
8月24日
脳はある程度のレイテンシーを保ちながら物事を記憶してるようです。
事故で頭を打った瞬間に記憶装置が止まり、事故のちょっと前の部分から記憶装置が動き出した状態で気がつくまでの間の記憶は空白になってしまったのでしょう。
人は眠っている時も記憶は残りませんから(夢を見る状態とかはまた別ですが)、これを疑似体験することは可能です。
顔の痺れはまだ回復しません。
ここが一番重症な箇所なので一番時間もかかるのかも・・・
気分的にはだいぶ回復してきました。
後は体の痛みがとれて、不自由なく動かせるようになったら筋力を取り戻していかなければなりません。
脳内が一番気にするポイントですけどね。
それにしても、この年にして人生最大の怪我と初めての入院ということになります。
体はまだ若さの端っこにいて、ある程度の弾力性を保っていたことが運命を分けたポイントかもしれません。
過去にいつ病院にかかったか記憶がないくらい健康風(?)な生活をしていた私にとって、いろんな検査が興味深いものとなりました。
しょっちゅう測られる体温や血圧も興味深くて、時間帯による変化など「ふーん」という感じです。ちなみにまあほぼ正常値です。
栄養状態も良好とのことです。うちの野菜たちのおかげです。
頭ぶつけたショックで、超能力が使えるようになってるとか、なんか神がかり的になってるとか、・・・ないかなあ・・・
顔の大きなかさぶたは取れました。体の復元力には驚かされます。
目の周りなど内出血の跡はまだそのままです。
顔の神経は大ダメージを受けているので、鼻は通っていますが匂いはまだかすかに感じるくらいです。
全身の打撲の箇所に黄色い色素が集まっているのは薬のせいでしょうか?どこを打ったか分り易いです^^;
隣のおじいさんが明日別病院で手術のため転院します。
13日間入院されていたそうですが、費用は約60万円です。どひゃあああ・・・
(1割負担で6万円らしいですけど、それにしても高いわー)
脳外科の主治医とちょっとお話しましたが、最低でも今月一杯は入院ということです。
こんな頭部打撲の重症患者をちょこちょこ外出許可しているのは異常な事とも言われてしまいました。^^;
そのうち写真などをじっくり見せてもらって説明してくれるらしいので、それは嬉しいです。
8月25日
今日は主治医に写真を見せてもらいながら説明を聞きました。
頭蓋骨の外側が1か所折れていて、左目の後ろに雲のように出血が広がっていました。
この出血は要観察ということです。
場所的には重要な機能が集中している場所ではないので心配無いとのこと。
あと、1カ月以上してから何らかの原因で脳内に出血する場合もあるとのことで、とにかく観察をきちんとしなければいけないということです。
そのため体が元気でも、脳外科医としては入院していてもらわなくては困るらしいです。
頭蓋骨折はくっつくまでに6か月くらいはかかるらしいです。
完全復活まで6か月くらいのプランを立てなければなりません。
副鼻腔内も出血がありましたが、今は止まっています。
左肘はちょっとひびが入ってるくらいです。
全ての骨折が手術するほどではなかったのは超ラッキーだったんじゃあないかと言われました。
いい年なんで「脳内に、ほかに変なもの映ってませんでしたか?」と聞いたところ、「心配しなくてもきれいだから大丈夫よ」との返事。ほんとかな^^;
福祉の担当の人と話をして手続きを進めています。こちらの内容も経験していろいろ研究してみましょう。
それにしても多分通常ルートでの申請ならあっさり断られてしまうだろうに、病院を経由したルートではあっさり申請できるというのも七不思議のひとつであります。
整形外科で肘のレントゲン写真(今日マルチで撮ったもの)を見ながら話を聞きました。
まあ、安静にできれば固定する必要はないだろうとのことで、こちらも放置プレイです。
日々だんだん元気になってきて、検査する以外は何の治療もない状態なので、次第に退屈になってきます。
ネット住人(PC)の私にとっては、早くネットに戻りたいなと、そればかりであります。
病院近くの図書館に聞いたら、ネットはできるけどログインをして操作するような作業は禁止とのことで、こちらも残念ながら使えません。
昔は旅行とか行っても、PHSでネットつないで仕事してたんだけど、今は携帯もやめちゃったしね〜。
明日は耳鼻科の検診があります。
8月26日
事故が起こった17日はこの辺はすごい嵐で、私はそれがおさまってからまた降り出した小雨の中を帰ったのですが、虫の知らせというか、その日の夜、家族のお気に入りだったサングラスが突然壊れたそうです。
皆さんはそんな虫の知らせとか感じたことはありますか?
私は全くありませんなあ・・・
若い男性が何人か入院してきて、爺さん相手よりも看護師さんの声が弾んでるように聞こえるのは気のせいだろうか?^^;
今回両手の指が無傷だったのは奇跡だと思う。
無意識に自分で守ったのだろうか?
体のパーツの中で保険掛けるとしたら一番高い部分だもんね。
また、ギターもピアノも弾けるし、もちろんPCのキーボードもバッチリ打てる。
つづく
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