17日夜遅くバイクで走っていました。
比較的きれいな道路で、普段は何の障害もありません。
その日はちょっと前に嵐になってひどい雷雨の後、いったん止んで、帰る時はちょい小雨でした。
暗くて見通しも悪いのでゆっくり走っていたのですが・・・・
記憶はそこまでです。
気がつくと道に倒れていて、辺りに車や人が集まっており、救急車が呼ばれていました。
(救急車を呼んでくれた人達には何のお礼もできませんたでしたが、どうもありがとうございました。命の恩人たちということで・・・ここでのお礼で失礼いたします。)
夢から覚めるようにというか、気が付いた後が夢の中のような・・・
全く記憶が無く訳が分りません。
ヘルメットを外すと、ヘルメットは血だらけです。
着ている服にもあちこちに血が・・・
「事故ったのか・・・」
車に突っ込まれたのか自分でひっくり返ったのかそれすらもわかりません。
鼻血を出しながら救急車で病院に運ばれ、そのままある程度の精密検査を受け、強制的に入院させられました。
まあ、頭を強打していることですし・・・
病院に運ばれた後で気が付いたのですが、着ている服は雨でぐっしょり濡れていました。手袋も水浸しです。
ブルブル震えながらX線写真などを撮られました。
ヘルメットは血だらけのままとりあえず袋に入れて保存しました。
病院に運ばれた後も半分夢の中のような感じです。
次の日さらに精密検査をし、顔面骨折3箇所、肘のあたりの骨にひびが入っているような線の見えるX線写真。
左上半身を強打しており、ちょうど肘のあるあたりを中心にアバラの広い範囲に激痛があります。
下半身はなぜか多少の打撲痕があるくらいで、それほど痛みはありませんでした。
しかしほとんど動けないので、車椅子での移動です。
鏡を見ると衝撃です。
ゾンビです。
特殊メイクですか?(爆)
顔面左側がひどく腫れていて、左目の周りは一周紫色、子砂利の擦り込まれた深い擦り傷数か所、左白眼は出血で真赤・・・
顔が腫れているので、左右の眼のピントが合いません。
最低でも全治1か月以上、幸いというか、腰などにはダメージが無く、顔の骨折もそれぞれ数ミリで、手術せずにそのまま安静にして治そうという方針です。
肘の骨はヒビがズレれば手術しなければなりません。
が、時間が経てば元の体に戻れるのかもしれません。
目も眼窩骨折などは無く、目ん玉がさらにゾンビのように落ち込む事は無く、何とか元に戻りそうです。
警察の人に後で聞いたのですが、その日の嵐で付近の畑から枕木が道路に流れ出し、道路は冠水していたようです。
私の前に自動車がそこに突っ込み、前部を大破したようです。
私が走っていた時は、冠水は無かったようですが、枕木が道路に転がっていて、バイクはそれに乗り上げて転倒したようです。
単独事故のようです。
ゆっくり目に走っていた私がなぜそれに気付かず、しかも避けられなかったのか、まったく記憶がないのでわからないのですが、生まれて初めての大事故なのでちょっと色々研究したいと思います。
事故後気を失っていた時には、お花畑も見えなかったし、きれいな音楽も聞こえなかったし、まあ残念というかなんというか、もし死んでたら何の苦痛もなくポックリ逝ってたんですね・・・
ヘルメットはハーフ型でシールドが付いたものでしたが、後でヘルメットの血(血はほとんど鼻血ですね。大部分がヘルメットの外側です)を洗いながらよく見てみると、メット左側の耳の辺りのカバーがすっ飛んでました。
たぶんそこからコンクリートの地面に激突したんでしょう。
しかし、あのスピードでヘルメットの上から頭部にこんなにダメージを受けてしまうというのは意外といえば意外です。
シールドはちょっと欠けたくらいですが、なぜか反対の右側に道路で擦ったような擦り傷がありました。
道路に激突した後、うつぶせに反回転して右側を擦ったものと思われます。
胸や背中に外傷はないのですが、手足の傷はその時のものでしょう。
手袋が両方とも指の付け根の部分で裂けていますが、これはいったい何故か考え中です。
手足の指などに損傷が無かったのも不幸中の幸いです。
今こうやってキーボードが打てますから。
まあ、足は頑丈な靴に覆われていましたが、手袋はたいしたものじゃなかったですから・・・
これを考えると、いざという時はいろいろサポーターなどをしていれば、やはり怪我は少なくて済みますね。
ヘルメットはやはりフルフェイス型でしょうか・・まあ、首の骨は折れるかもしれませんが・・・
入院は精密検査漬けなのでおそらく数十万円の費用がかかるものと思いますが、一応労災で申請中です。
畑の持ち主とか道路管理者に慰謝料などの訴訟は起こせるのでしょうか?
とにかく一か月や二か月は体も動かないしまともに仕事ができないので、病院の相談員の若い女性に促されて、生活保護の申請などもする羽目になっています。
今回ばかりは助けてもらわないと駄目かもしれませんね。
体を治すことよりも様々な手続きで今後面倒そうですわ。
病院のペースはと言えば・・・
治療は細かい傷はまったく治療せず、全体を抗生剤の点滴で治療するという感じですね。
大部屋に入院していますが、病院がこんなに慌ただしい所とは思いませんでした^^;;
朝6時からいろいろ調べられるし、ちょこちょこ点滴はされるし、当然大きな検査はされるし・・・しかも1日3食食わされるんで、1日1食主義の私にとってはまあ大変です^^;;
早く帰りて〜てな感じかな。
しかし、入院4日めにして、まだドアを開ける力も入りませんし、脇が痛くて咳ばらいもできませんし、副鼻腔の骨が折れているので鼻をかむこともできません。
口も大きく開けられないし、痛くて強く噛めません。
口が開かなくなったら歌に影響するな〜・・・
まあ、気持ち的にも徐々には回復している感じはしますが・・・
全てが元に戻るのかはまだわかりません。
頭を強打しているので、突然何かでポックリなんて危機もまだ去ってはいないようです。
友達からノートパソコンを借りて、病院がインターネットができるといいなあと思って色々調べてみたんだけど、無線LANの電波はいっぱい飛んでるけど、それらは医療データのオンライン処理のためらしく、ネットにはつながって無いらしいです。
世の中遅れてるんだなあ・・・・・残念・・
誰かイーモバイル貸してくらはい^^;
インターネットで仕事を始めた頃の昔思った、体が相当動かなくなってもある程度の仕事はできるぞという予想は今回証明されそうです・・・病院でネットがつながればいいのになあ・・・
自分がこんな状態になっても生き死にというか生命感には全く変化が起こらない。
それらは今まで真剣に多くの時間をかけて考えていたからなあ・・・
いいんだな、今までの考え方のままで、間違い無いんだ・・・
21日の検査で左目の後ろ辺り脳内に若干の出血が認められました。
増えているものではないので、そのまま様子を見れば大丈夫そうです。
頭の左側を相当強く打撲したんですねえ。
メットがなければ即死でしたね。
8月22日
顔の浅い傷のかさぶたが取れ復元してきました。まだあちこち残ってますが・・・
顔の左側の神経麻痺っぽい感じはまだ治りません。腫れはだいぶ引きましたが回復には時間がかかりそうです。
なんとか食事で栄養が取れるようになってきました。義務のように食事してます^^;
やっと少しコーヒー飲みたいかなとか食欲が出てきた感じです。
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