男は解決脳、女は共感脳

　テレビ。男性は解決脳、女性は共感脳だとか。

　男性は会話に解決策を求めるし、相手もそうだと思いこんでいる（なので、会話すると、男はやたらアドバイスめいたことを言ってくる）。で「オンナって、どうしてこう解決策のない、答えようのないことばかり相談してくるんだろう？」と誤解して苛立っているけど。

　女性は会話に解決策なんか求めておらず、共感だけを求めている。なので、やたらアドバイスして来たがるオトコを鬱陶しく思っている、共感してくれないことに苛立っている、と。そうそう。私もそれ、痛感する。

　Ｋ氏と会話した時も、そうだった。あ、Ｋ氏を例に出すけど、別に彼が極端に酷い、というワケではありません。やや平均より激しいから例に挙げやすいというだけで、多くの男性（９割くらい？）は程度の軽重はあれ、似たようなものです。

　　私「あんなことや、こんなことが、こうこうで、辛くてさー」
　Ｋ氏「うーん？えぇと、あぁでこうで、かくあるべきだぞ」
　　私「？なんだそりゃ？」
　Ｋ氏「なんだって、お前、今相談したろ？だから答えを考えてやったん
　　　　じゃないかっ！答えの無いような相談事をするから、考えるのに
　　　　苦労したのに、何だとは何だっ」
　　私「相談なんかしたことないでしょ？いつ私がした？」
　Ｋ氏「？今したじゃないかっ！」
　　私「？してないよ。愚痴りはしたけど」
　Ｋ氏「嘘つけっ！オレは確かに相談を受けたっ」
　　私「はぁぁ？あのねぇ、あぁた、前々からそうだけど。愚痴を相談と
　　　　勘違いするクセがありゃしない？奥さんとの間でもそうなんじゃ
　　　　ないの？」
　Ｋ氏「そうそう。うちの奥さんも答えの無いような相談事をよくしてきて、
　　　　答えを考えてやるのに苦労すんだよー。なんで答えの無いような
　　　　相談事をすんだろね」
　　私「馬鹿だね、あぁたそりゃ相談じゃない、共感して欲しいだけなん
　　　　じゃないの？女性は男性に滅多に相談なんかしないよ。相談したっ
　　　　てロクな答えは返って来ないし。単に”たいへんだね”と共感して
　　　　欲しいだけ」
　Ｋ氏「そうなんだよー、ホント答えを考えてやるのに苦労すんだよね。オ
　　　　ンナの特徴かね？答えの出ないようなコトを他人に相談したがる
　　　　のって」
　　私「はぁぁ？ヒトの話、ちゃんと聞いてる？まぁた他人の話を聞いてな
　　　　いモードに入った？」
　Ｋ氏「？もちろん、ちゃんと聞いてるよっ！オンナは答えの出ようがない
　　　　ことを相談したがる、という話だろ？」
　　私「違うっ！ホント他人の話を聞いてないやっちゃな。奥さんが嘆く
　　　　ワケだわ」
　Ｋ氏「なんだそりゃっ！オレは奥さんから、そんなことを言われたことは
　　　　一度もないっ！」
　　私「はぁあ？私ゃ何度も、それもあぁたの目の前で、そう言ってるの
　　　　聞いたことがあるよ？」
　Ｋ氏「嘘つけっ！そんなことは一度もないっ」
　　私、ただただ苦笑

　また、女性（元マイミク）にも、こゆヒト、いてました（苦笑）。女性にもマレ（10人に１人くらい？）に男性脳の持ち主、いてますねー。


　あと、女性は感情の伴う記憶（悲しかったこと、辛かったこと、ショックだったこと等）はいつまで経っても覚えている、というのも腑に落ちた。私が、一番女性脳なのはこの点かもしれない。イヤなこと、辛かったこと、たぶん一生覚えている。とっても執念深い。で、それについて恨み言を相手にぶつけても、相手は半日前のことですらケロリンと忘れてはるんだよねぇ。ヤんなっちゃう。

　私って男性脳と女性脳とが混在してるけど。女性脳の部分が一番濃いのは、これらの部分かもしれない。