夫婦ゲンカの理由。

ウフフ〜
タイトルにちょっぴりギョッとしましたね？

すいません、ネタとなる夫婦ゲンカは最近のものではありません
それは今は置いときまして…


昨晩の我が家のメインディッシュはギョーザでした。

マイミクporiさんとpori王子さまを招いての
（と、言っても、poriさんにもしっかり働いて貰ってしまいましたが）
とっても楽しい晩ご飯タイムでした


私はギョーザが小さい頃から大好きです
亡き母の作るギョーザは絶品でした
家族以外にも母のギョーザファンがわんさかいたほど！

「ギョーザのお店開いたら？！」
と、周りから勧められることもしばしばありました。

母のギョーザの味を知る知人たちはいまだに、


「貴のママのギョーザは世界最強だった」

「あのギョーザの作り手がいなくなっちゃったなんて…」


と、言って母を偲んでくれます（あ、ギョーザを偲んでるのか？-笑-）。
母も人に喜んでもらえるのが嬉しくて、ほいほい作ってました（笑）



一人暮らしを始めてから電話でレシピを尋ねた時…


私「白菜は？」

母「テキトー。」

私「生姜の絞り汁は？」

母「テキトー。」

私「タレの材料の比率は？」

母「テキトー。」

私「なあ、テキトー、テキトーじゃ、わっからへんやん」

母「だって、いっつもテキトーなんやも〜ん」


ま…『おふくろの味』というのは得てしてこんなもんである

いまだに毎回、
自分の舌に残る母の味の記憶を頼りに作るしかないのですが、
なかなか母には及ばず…


「うちは家族が多かったからねぇ。
　（母は高校時代、仕事をしていた祖母に代わって夕食番長をしていたらしい）
　みんな百個単位で食べるし、
　昔は皮から作っとったからそりゃもう大変でね〜（笑）」


そんな人に敵うわけがない


子供の頃から「今日のお夕飯はギョーザよ〜」と聞くと、
もう「ヒャッホーッ」な感じで、
「おやつを控えめにしておこう…」などと
ギョーザのために少しでもお腹を空けておくことを目論んだものです（笑）




そんな私が結婚してからお夕飯に初めてギョーザを出した時のことです。
お待たせいたしました。やっとタイトルに触れてまいります。
そうですね、８年ほど前のことになりますでしょうか。



ギョーザの焼きあがったフライパンの上にお皿を伏せ…
気合いを入れて勢いよく一気にひっくり返ーーーーすっ

「でぇーいっ」

伏せられたフライパンをそ〜っと、持ち上げると…

ジャジャ〜〜〜ン
こんがりパリッとギョーザの出来上がり〜
う〜ん、綺麗に焼きあがったぞ

「出来たよ〜さあ、アッツアツのうちにいただきましょ〜」

と、新妻が（いや、とうにトウは立っておりましたが）お皿をテーブルに置いて席に着くと…


旦那「…メインは？」

新妻「は？」

旦那「メインの料理は？」

新妻「（質問の意味がわからない）？？？」

旦那「いや、だから、今日のメインは何？これから出てくんの？」

新妻「いや、メインはギョーザ…」

旦那「ええっ普通ギョーザは副菜でしょっ」





















…え？







































えええぇぇぇーーーーーっっっ










































議題 『ギョーザはメインメニューかサイドメニューか。』

































楽しいはずのギョーザ・ディナーは
ムカッ腹の立つ激しい討論会になってしまいました（怒）


どうやら旦那の家ではお母さんがギョーザを手作りしたことがなく、
ギョーザを食べる機会というのは、
中華料理屋さんでラーメンやチャーハンとセットで注文して食べるか、
家の食卓では買ってきたものを副菜として食べるか、
と、いうものに終始していたようです。

だから『サイドメニューだ』と。




私の実家では立派なメイン料理だったぞっ
ドドーーーンと、ド真ん中
ババーーーンと、ピンスポぶっち抜きの超・主役
ガーーッツリ、肉料理じゃんっ

だいたいあんなに手間と時間のかかるもの、
サイドに置いて箸休め扱いされてたまるかぁ〜〜〜っ


　　　たまるかぁ〜〜〜っ



　　　　　　…まるかぁ〜〜〜っ




　　　　　　　　　　…るかぁ〜〜〜！






　　　　　　　　　　　　　かぁ…かぁ…かぁ〜……

















…そこでみなさんに質問です。


ズバリ、


『ギョーザはメインメニューかサイドメニューか。』









----------------------------------------







ちなみにそのケンカ以来、
我が家でのギョーザのポジションは『メインメニュー』です
キヒヒッ