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2010年01月08日18:06

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龍野高校中退→大検→東京芸大主席卒業

新聞の見出しはこうでした
先日の日記で紹介した作曲家の未知瑠さん
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1367428098&owner_id=232990

神戸新聞に載りました
web版
http://www.kobe-np.co.jp/news/seiban/0002626927.shtml

高校時代に不登校で苦しんだ、たつの市揖保川町出身の佐藤未知瑠さん(29)=旧姓飯田、東京都荒川区=が作曲家としてデビューし、初のアルバム「ワールズエンド・ヴィレッジ-世界の果ての村」を日米欧で発売した。学校に居場所を失い中退、大検(大学入学資格検定)を経て東京芸大作曲科を首席で卒業した。苦しみ抜いて選んだ音楽の道。夢の舞台のスタートに立った今、同じ苦しみを抱える若者にメッセージを送る。
 未知瑠さんは、自宅でピアノ教室を開いていた母宏子さん(51)に2歳のころからピアノを習った。3歳で小学生向けの教材をすべて演奏し、雨や風の音も音階にし、ピアノで弾いたという。
 中学のころから作曲家を目指し、高校は地元の龍野高校に進学。しかし、音大を目指す生徒はおらず、次第に自分の居場所がないように感じ始めた。校門の前で胸が締め付けられる感覚に襲われ、涙があふれた。
 3年生の2学期から登校できなくなり、同級生が卒業する時に中退した。それでも音楽の道に進むため、その年の夏に大検を受け、作曲家の坂本龍一さんらを輩出した東京芸大作曲科に合格した。
 大学には音楽に没頭できる「居場所」があった。教授らにも作曲が認められ、同科を首席で卒業。大学院に進み、アニメ音楽などで知られる作曲家、佐橋俊彦さんのアシスタントを経て昨春独立した。現在はNHKの歌番組の編曲なども手がけている。
 仕事の作曲や編曲の合間に、3年間で書きためた7曲をアルバムにした。ジャンルにとらわれず、クラシック音楽を基本にジャズやロックの要素も織り交ぜた。アフリカの民族楽器の演奏やポーランド人女性歌手の歌声で、宇宙の創造や人類の誕生を表現したという。
 未知瑠さんは「不登校に苦しんだ時、音楽という居場所に助けられ、今の創作活動がある。少し目を転じれば、学校以外にも生き生きできる居場所がある。自分の生きやすい場所を見つけて」と、同じ悩みを持つ若者にメッセージを送る。(古根川淳也)
(2010/01/08 09:00)
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