mixiユーザー(id:733908)

2008年02月02日22:47

45 view

【返信】 税金の行方

http://mixi.jp/view_diary.pl?id=699216808&owner_id=733908
【日常】 日本税制改革協議会  ↑ 僕の日記です。

chicoさんのコメントに返信しようとしたら、
『日記コメントは全角2000文字以内にして下さい。』
って言われてしまいました。やれやれ。
ということで、別日記にしました。コメント二つに分けるのもあほらしいし、せっかく書いたから、誰にも見せないのはもったいないし。

ということで、上の日記のコメント欄に以下の文がある、と思って読んでください。




うんうん、考え方の違いっていうのは面白いですね。

> 資源が無駄になりそう
> その目的を達成するための

chicoさんは、目的達成型の考え方をするような気がします。
現状があって、目標があって、それを達成するための最短距離を計算し、進む。
その際、あえて常識や慣習に縛られることはない。
僕もそう考えようと思っているので、その考え方は好きです。


資源には限りがある。
人の能力には差がある。
政府には目標がある。

その前提なら、集めた税金を効率的に使い、ふさわしい人材を適所に配置し、目標を達成していく必要があるでしょう。必要があるだけでなく、そうしない理由がない。

ではなぜそうなっていないように見えるのか。

政府の目標と、個人、企業の目標が異なるからです。
公務員を含む個人の幸福、快適、あるいは企業の利潤、を素直に求める行動が、政府の求める行動と違うから、官民癒着や談合が、法律違反として、現に起こっているのです。

ではそれを正すためにはどうすれば・・・。いや、ちょっと待って。


僕はね、あんまりそうは考えていないのです。

まず、資源には限りがあると思います。しかし、人の能力には、それほどの差があるとは思わない。

> 天下りについてはその知識と技術を役立てるために

それほどの知識や技術があるのかな? 少なくとも、給料に見合うほどのものがるとは思わないです。
天下りを受け入れるメリットは、知識技術よりも、行政側との太いパイプ、そして、直接的な利権でしょう。『天下りポスト○件に対し随意契約』 ですね。これがあるからこそ企業側は天下りを受け入れるわけだし、役人側も受け入れてもらうために、決して随意契約をやめようとはしないでしょう。

さらに、政府の目標ですが、、、政府の目標って何? 企業なら、利潤という厳然とした数字が出てきますが、政府の目標はなんなんでしょう。国民の幸福、と入っても、国民はすでに自分で幸福を求めているわけですし。
結局、個人でやるより、みんなでやったほうが、効率がいいこと、をするのが政府というものかな、と思います。みんながそれぞれに自分の家の前の道を整備するよりも、ある人に任せて一括でやったほうが効率がいい。家が火事になったときに、自分ひとりで消せないから、みなに協力してもらう。あるいは、そのための備えを個人がそれぞれする必要もないから、一箇所に集約して準備してもらう。

しかしね、任されたほうも、やっぱり、人なのです。人は別に、任されたことを達成するために生きてるわけじゃなくて、自分が幸福になるように生きているのです。
だから、それでも、任されたことをきちんとするように、いろいろな縛りがあります。しかし、縛られる人が、任されたことについては一番詳しくなってしまうために、自分を縛るルールを自分で作ることになってします。でもそんなルールが厳しいものになるはずがない。
結局、外からはきちんと見えるようにしながらも、中では自分自身の幸福だけを求めて行動できてしまうのだと思います。

あれ? 話がそれた?

つまり、前提がちょっと違うかな、と思うのです。

政府には、目標がない、とまでは言いませんが、目標を達成するには十分すぎるほどの資源を得てしまっているのです。人も、金もです。
だから余った資源を自分たち個人のために使ってしまう。そして、それが過ぎて、目標を達成するのに必要な分まで使い込んでしまう。知らぬまに年金に積み立てていたお金が溶けてしまっている。

政府の目標が達成されないのは困るな、とは思います。
でも、僕が思う目標、ゴールは、政府のそれとはちょっと違うのです。


僕は、最低限人が飢えずに食べていけて、大多数の人が寿命を全うできる世の中ならそれでいいかなと思うのです。それ以上のことは大して望んでいない。
それが僕の目標ですね。だから、まあ現在達成されていると言ってもいい。日本では、ですけどね。
飢えて死ぬ人も多くなく、とりあえず戦争で大勢が死ぬこともない。


だから、税金がどういうふうに流れていこうと、大して気にしてないのです。気にしたら腹が立つから気にしない。どういうふうに流れても、最後は誰かの生活に使われるわけじゃないですか。

私のしごと館で年間20億の維持費が使われているのには、ほんとに驚きあきれます。あほじゃなかろうかと思う。でも、20億も、企業に流れ、企業はそれを給料として個人に流す。無駄な資材もたくさん使うだろうけど、その資材も別に沸いて出てきたわけじゃない。誰かが誰かに給料を払って、作り出されてきているわけです。その無駄な資材を作ることでご飯を食べている人がいる。それだけで、まあ、最低限のレベルでは無駄ではないかなと思うのです。



まあ、僕はそんなふうに漠然と考えているのです。別に真剣に考えているわけでもないので、穴だらけの考え方だし、事実誤認もあるとは思います。でも、生きていくのに、そんなの関係ねぇ、とも思うのです。今日の鍋の具のほうが大事なのです。


0 3

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する