この世の悪夢

こないだ、買春宿に行ってきた

あ！！もちろんですが、利用したわけではないですよ！！

どうしても、そこで働く女性と話しがしたかったんです

どうしても、この目で現場を確かめたかった
この目に焼き付けておきたかった

もちろん働く理由は貧困でした

家族のために、選択肢がなかった
やめたい　でもやめるわけにはいかない

くそ！！！！！
ただ話を聞くだけの自分が歯がゆい。


でも、もっと胸くそが悪いことがありました

プノンペンのとあるゲストハウス（簡易ホテルのような
場所？）には、いわゆる買春目的の日本人男性が
たむろするということで
ちょっと行ってみました

常連っぽい人を選んで何人かに話し掛けてみました

自称３０代の男と仲良くなって（もちろんフリです。
できることなら泣いて命乞いするまで殴ってやりたいです）
いっしょに宿に行くことにしました

この男は８年も前から東南アジアで買春旅を続けているやつで
カンボジアはとてもいい国だと、気持ち悪い笑みをうかべて
ました（とりあえず、殺意がわきました）

そしてこいつは、ぺドファイル（幼児性愛者、いわゆる
超ド変態、終身刑級のろりこん）らしく
俺もそうだと言ったら、とてもうれしかったらしく
秘密を守るなら天国に連れていってやると
言われました

携帯でなにやら話しをしたあとに
買春目的で使用するらしいホテルに連れてかれました

彼の話しによると、女の子は誰も知らない場所に
監禁されていて、客からの要請で、人身売買業者？の
男がいっしょに連れてくるらしいです

なるほど、ばれないようにするわけだ

別々の部屋で待つこと３０分。
男と入ってきました。
女の子が。。。。。。。。

あきらかに小さい女の子が。

予想はしていた

本で何回も読んでいた

わかっていたつもりだった

でも、現実を目の前にすると
どうしたらいいかわからなくなる

あきらかに１０歳〜１３歳？ぐらいの女の子が
シャワーをあびて
バスタオル一枚でちかずいてきたときは
頭がまっしろになった

どうしたらいいかわからなかた

体をすりよせてくる女の子に対して
何をしてあげたらいいのかわからなかった

片言のクメール語は通じず
みぶりそぶりで、休んでいいと伝えたが
伝わらなかった

そのあと、はらわたが煮えたぎることがおきた
女の子が日本語をしゃべった
アナタノスキニシテクダサイ

涙が出てきた

自分の無力さに

そして、おそらくこの女の子が
これから歩くであろう人生に。

ずっとどこかで、現実を否定していたかもしれない
まさか児童買春なんて起きてるわけがない

本やサイトの報告どおりなわけがない

そうやって自分に言い聞かせることで
正気を保っていたのかもしれない

でも、
でもすべて本当だった！！
真実だった。

体中に虐待のあとがあった
笑顔だけど、普通なときは目がうつろだった
おそらく注射のあとのようなものもあった

そして間違いなくエイズに感染している


今まで俺はくじけたことがなかった

気持ちが折れることは一度たりともなかった

でもさすがに今回ばかりはきつかった

きょとんと俺を見てる女の子のために
してあげられることは何一つなかった

涙が止まらなかった

帰り際、一緒に来た男が笑いながら、どうだった？
と聞いてきた

生まれて初めて人を殺したいと思った

この子たちが受けている苦しみを１億倍にして
返してやりたかった

子どもの人身売買や買春は
世界中で数百億ドル（ちょっと違うけどとにかく莫大）
のお金を動かすらしい

こんなことをしているやつらを根絶やしにしてやる！！

今の俺は無力だ。だけど必ず力をつける！

ちくしよう！！
ちくしょう！！ちくしょう！！！くそ！！くそ！！
くそ！！！！
くそ！！！！！！！！！！！！！！
くそったれの変態どもが！！！！！！！
金の亡者どもが！！！！！！！！


人生の中でもっとも胸くその悪い１日だった