mixiユーザー(id:27024478)

2024年04月30日20:23

26 view

「阿片戦争」

 …正午まで、アルバイト。
 一旦帰宅して、昼食を済ませて京橋へ向かう。

 午後3時、国立映画アーカイブでマキノ正博監督の「阿片戦争」を観てまいりました。



 ☆「阿片戦争」(1943)監督 マキノ正博 出演 市川猿翁、原節子、高峰秀子、河津清三郎、小杉義男、清川荘司、菅井一郎、進藤英太郎、山本礼三郎、丸山定夫、坂東好太郎、浅田健三、青山杉作、鈴木傳明

 『戦時中の時局に迎合して企画されたもので、イギリスの中国への不当な干渉・阿片戦争を題材にしている。しかし、国策映画に止まらず、D・W・グリフィス監督の「嵐の孤児」に想を得た、日本映画史のなかでも傑出のスペクタクル史劇となっている。
 物語の舞台は1839年の中国で、阿片を流し侵略を計るイギリス側と、阿片から人民を守ろうとする清の役人・林則徐との虚々実々をめぐる戦いと、戦乱に巻き込まれ離れ離れになる悲劇の姉妹に涙すると同時に、俯瞰で捉えられたミュージカル場面の素晴らしさにも心躍らされるバラエティーに富んだ作品。』


 ……う〜む、この手のスペクタクル映画って日本映画にはなかなか見られないですよね。
 しかも、1943年、昭和18年の作品、よくやったとおもいますよ。

 出演当時、23歳の原節子の美しさと、18歳の高峰秀子の可憐さ。あくまでもヒロインは原節子だったようで、高峰秀子の出番が少ないのが、ちょっと不満でした。

 そして、この映画のいちばんの見どころッ!……それは、英国人チャールズ・エリオットを演じる青山杉作と、同じく英国人ジョージ・エリオットを演じる鈴木傳明の2人の怪演ですっ!(笑)
 もう、ね、何と申しましょうか、怪しい英国人。(笑)

 あと、特撮には当時からガンバってた円谷英二!!!……この円谷特撮シーンは必見ですな。
2 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する