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2024年04月19日20:54

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安楽事件を見て思い出したこと その11

前回からのつづき。。。

中学3年生の初めに転校した時の話。

中学2年生の3月20日頃、親父から「千葉に転勤が決まった。4月に引っ越す」と
言われた。

当時、中学生の時は付き合ってる彼女もいて、千田君という親友もおり
友達に恵まれ充実した生活を送っていた。ぴかぴか(新しい)
当然、転校なんてしたくない。

シロウ「嫌だ」

親父「わがままいうな」

シロウが「俺は絶対行かん!単身赴任せんか!」

親父「それじゃ家族じゃないだろ!!」

親父とケンカに。

まあ、いくらわめいたところで
中学生のシロウは親に従わざるを得ず
結局、転校することになった。

その日の夜、千田君に電話で伝えた。電話
千田君は電話の向こうで泣いているようだった。

シロウ「〜(前略)、このことは、さつきちゃんには
直接伝えたいから秘密にしておいてくれ」

千田「分かった」

翌日、さつきちゃんに「ちょっと話がある」と呼び出したら
既に泣いている。

なんと「千田君から聞いたんだけど・・・」と言い出す。

あいつ、話やがったんか!
秘密にしておいてくれって言ってたのに。

泣きじゃくるさつきちゃん。

シロウ「ごめんな」

すごく悲しかった。

春休み後の3年生の始業式は福岡県の中学に出席して、
「寄せ書き」を受け取り、その後引っ越し。
さつきちゃん他、仲の良かった友達数人が見送りに来てくれた。

〜そして千葉県へ〜飛行機

フォト


同じクラスの橋本君や同じ部活の佐藤君と中村君とは
割とすぐ仲良くなった。
が、なんとなくクラスになじめなかった。

転校生はただでさえ目立つ。

なぜか全然知らない他のクラスの人から
「おまえ50m何秒?」と聞かれた。
しかも何人も。

シロウ「小学校の時から測ってないから分からん」

足の速さなんて福岡では中学生になってから
聞かれたことすらなかったのに。

勝手に間違ったうわさが流れていたようで、
「おまえ足速いんだってな、放課後勝負しようぜ」と
知らない人に言われることもしばしば。

しかも下校中に「俺とケンカしようぜ」と
他のクラスの生徒にからまれることもあった。

なんなのこの学校? 馬鹿なの?

楽しいことより嫌なことが多かったので、学校は当然つまらなく
なるべく目立たないように過ごしていた。
非常に地味な生徒となった。

なので、中学2年までのシロウと中学3年以降のシロウは全く別人。

千葉の中学卒業後に会ったことがあるクラスメートは橋本君ただ一人。
同窓会には1度も行ったことがない、というかそもそも誘われてないので
やってるかどうかもしらない。

弟のゴロウは小6初めに転校となったんだけど、
せっかく中学受験に向けて小5から勉強してたのに
千葉に来てから全く勉強しなくなった。
成績優秀だったので福岡にいれば久留米附設中学とかラサール中学とかに
行ってただろうに。 もったいない。
まあ、もしラサールに行ったとしても学校が合わなかったりすることもあるわけで、
幸せな学校生活が送れたかどうかは分からないんだけど。

転校がなかった世界線も見てみたい。
どうなっていただろうか。
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