mixiユーザー(id:4556571)

2024年05月06日02:50

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しんくーかん!

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「やあ行き倒れだよ。真空管の本を読んだりネット上の情報を集めたりで真空管に無理させない範囲で昔作ったラジオの性能を上げる改造をちょくちょく行ってきたよ。なかなか充実したゴールデンウィークになりそうだよ。SL大樹も楽しんできたし」


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「肝はやはり検波増幅管である6C6の能力をもうちょい引き出すことやな」


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もとの回路・・とは言っても細部は違うけどね


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こんな感じに変更していきました


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検波増幅管6C6に選局した電波信号を入力するところを


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このようにして1MΩ+300KΩの抵抗と240pfのマイカコンデンサーに変更
もとの配線はかなり無理やりでいつ部品がぽろっと取れるかわからなかった(実際取れたことがあった)が、今回ので配線は安定したし、見栄えもかっこよくなったし良かったと言えるだろう


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真空管6C6のプレートに負荷を与えて電圧を与えていた10KΩをささやかに12KΩ(青いのがそう)に上げてより電圧を与えるように変更

こうすることで真空管6C6へ、より電力を高めた電波信号を入力し、より多くの増幅した信号(電子)を引っ張り出す回路に変わる
スピーカーを鳴らす出力管の6ZP1にもより多くの電子が流れるようになり音声成分も増える
やりすぎると歪みが出てしまうが今回のは本当にわずかの変更なので影響はほとんど出ない、むしろ改善される方向になった

スピーカーを鳴らす出力管である6ZP1への負荷を与えて電圧を与えていた3KΩは多少負荷を減らしても大丈夫、負荷を減らすと歪みが減り、音質が上がるそうなので若干減らして2.7KΩに変更


たったこれだけだが実際、はっきりと性能は上がった
特に受信感度がぐんと引き上がり、NHK第一はわずかの音しか聞き取れなかったのがはっきりと聞き取れるしっかりとした音に変わった


何回かに分けていろいろ改造したおかげで当初は実質2局しか聴けなかったのが今や4局、うまくすれば5局聴けるラジオに変わった


最も簡単な並三ラジオでも結構鳴るものに出来るんだなと言うのが結論
蒸気機関車と言い、真空管と言い、昔の人達も本当凄いと思うよ、マジで


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役目を終えた10KΩの抵抗
長い間ありがとう
また別の機会に活躍する場が出来るかもね

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