「少にして学べば、壮にして為すことあり。壮にして学べば、老いて衰えず。老いて学べば、死して朽ちず」
「東原、社長になれ」
こう言う川村さんから、1時間あまりにわたりさまざまなお話を聞きました。
「 社長はラストマン、人間として最も成長する役職だ」
「少にして学べば、壮にして為すことあり。壮にして学べば、老いて衰えず。老いて学べば、死して朽ちず、だよ」
そんな内容でした。ちなみにラストマンというのは川村さんの著書「ザ・ラストマン」(K ADOKAWA)のタイトルにもなった川村さんの社長論を象徴する言葉で、「少にして学べ ば・・・・・・」は幕末の儒学者、佐藤一斎の言葉です。
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日立の壁
日立製作所会長
東原敏昭さん(小松島出身、徳大卒)
東洋経済新報社
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「子供のころにしっかりと勉強しておけば、大人になってから社会にとって重要な仕事をすることが出来る。
大人になってからも学び続ければ、老年になってもその力は衰えることがない。
老年になってなお学ぶことをやめなければ、死んだ後も自分の社会への役立ちは次代の人々によって引き継がれていく
」という意味である。
若いときに学問に励めば、壮年(中年)になったときに意義のある仕事を成し遂げることができる。
壮年になってからも学問に励めば、老年になっても頭や気力が衰えることはない。
老年になってからも学問に励めば、頭はぼけないし、朽ち果てたような死に方をしなくて済む。
(老年になってからも学問に励めば、より見識が高くなり、周りからの尊敬も得て、死んでもその名が朽ちることはなくなる
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