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2024年01月25日13:29

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ラクサンポ331

私の名前は川口民雄。子どものころから、周囲から浮いていた。学校の成績は低空飛行で、お情けで卒業させてもらった。小学校低学年のころからごく普通に生きられないと堪忍した。なんでみんなと同じことができないのだろうか。学校時代の運動会、学芸会、展示会、修学旅行で、周囲のクラスメートと同じ行動をとるのに、非常に神経を使った。仕事をいくつか渡り歩き、発達障害を支援するNPOで働いている。大人になって、検査を受け、結果で、読み書きはかなり厳しいことがわかった。発達障害当事者は別に努力して、普通に見せようとしても、無理である。例え給与は低くとも、暮らしていければ、文句はない。この仕事は自分に向いているようだ。発達障害トラブルシューティングが仕事になった。ファミレス店内、貸し切り部屋、佐々木稔と森井淳子が挨拶する。

森井
「皆さん、いつも集まっていただいて、ありがとうござす。サクラ同窓会として御礼を言いたいと思います。今日は川口先生と並木先生が来てくれました。思い出話を時間の許す限り、続けてください」

佐々木
「いつも、当店を御ひいき、ありがとうございます。みんなが来てくれるので、俺、嬉しいよ。今日は川口先生と並木先生を交え、ゆっくりくつろいでください」

川口
「改めて、皆さん、こんにちは。今日は皆さんに、この会へ招待してくれて、ありがとうございます。サクラの教え子たちがこんなにつながっているとは知らなかった。感激で、泣きたいぐらいです。こんな立派になった皆さんの顔を見て、勇気が出てきました」

参加者女1
「泣いても、いいですよ」

並木
「こんにちは。皆さん、サクラ学園を忘れないでくれて、ありがとうございます。私は数学を教えていたことをすっかり忘れていました。皆さんの顔を見たら、なんか夢はまだ終わっていないということに気づきました。サクラ学園時代、説教ばかりして、御免なさい。思い出話をして、多いに盛り上がりましょう」

参加者男
「そうしましょうよ。みんなで、大検生時代を思い出したら、良い」

川口
「みんな大検、取った後、どうしているんだろうと、気になるんだ。元気なのは良いけど、病気になったり、引きこもったり、しないか、心配するんだよ」

森井
「ここに来る仲間はしっかり生きているから、集まれんです。私はそう信じています」

多くの参加者男、女が一斉に。
「心配ない。心配ない。心配ない」

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