2024年1月16日(火)讀賣新聞
九死に一生 社員の幸せを大切に
井村屋グループ会長CEO 中島 伸子氏71
アイスや肉まん・あんまんで知られる井村屋グル ープの中島伸子会長CEO(最高経営責任者)は、 列車事故に遭い、九死に一生を得た経験を持つ。社員の活躍や幸せを重視する経営改革を進めている。
【「1人の100歩より、100人の1歩」】
CEOとして掲げているのは
「1人の100歩より、100人の1歩」
です。
ニーズ が多様な時代は経営陣のアイデアだけでは乗り切れないからです。
若い人たちが自由に考えたことの中から、いいものをつかみ取る。
そうした力 が大事になります。昨秋発売した微細氷入りのアイス「SHALILI (シャリリ)」 は20歳代の女性社員のアイデアから生まれました。
経営者は社員の人生に関わっています。
本当に責任が重い。
一緒に働く社員を大事にしなきゃいけない気持ちは強いし、幸せになってほしい。
あの鉄道事故から生き残った者として、それが社会への貢献だと思っています。
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