1960年に導入され、30年以上に渡って浅草-東武日光-鬼怒川温泉間を結ぶ特急・デラックスロマンスカーとして親しまれ1991年に惜しまれながら引退した1720系。
東武1720系デラックスロマンスカー(2/1カットボディ)
東武1720系デラックスロマンスカーの座席
現在は特急「りょうもう」用の200系に足回りを譲り解体され、数両が保存展示車両や店舗として現存しています。
そのうちの1両が2/1のカットボディとなって東京・墨田区の東武博物館に保存・野外展示されています。
ほぼ同じ区間を走行し、競合した国鉄の準急(のちの急行)「日光号」に使われた157系は全て解体され現存しないのは残念ですが、このように保存されているのは歴史的な価値が大きいし、残せるだけでも嬉しく思います。
車内も公開され、現役当時の雰囲気も体験できます。
ただ、台車は引退当時のものではなくほぼ同じ時期に廃車となった初代日比谷線乗り入れ車両・2000系のものが活用されています。
歴史的な価値のある車両として認められ、後世に伝わる役割を担いながらも末長く保存していただきたく思います。
今回の投稿、如何でしたか?
今回はこの辺で失礼します。
では、また・・・
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