いかにも朝日新聞らしい取材不足と偏向報道です。
記事の写真マンジャロはGLP-1 受容体作動薬ではなくGIP 受容体にも作用するGLP-1/GIP 受容体作動薬。2022年9月に販売が承認された2型糖尿病の新薬です。
こうなると、記事はGLP-1 受容体作動薬のことを言っているのかGLP-1/GIP 受容体作動薬のことを言っているのか、さっぱり分かりません。つまり、取材不足偏向報道です。
長期作用型GLP-1受容体作動薬で言えば、リラグルチドの日本での商品名はビクトーザ、アメリカでの商品名はサクセンダ。
私は以前ビクトーザを処方してもらっていました。
品薄って言ったって、長期作用型GLP-1受容体作動薬だとしたら、ビクトーザはインスリンの代替薬ではないため(この重要な記述がないため、これも取材不足・偏向報道)糖尿病治療の効果は低いです。
そのため、ビクトーザを使用する場合、内服薬を多用する必要がありました。
私の場合、ビクトーザを使用しても血糖値やヘモグロビンA1cが一向に改善しないので、主治医がトレーシーバ注に処方を変更して下さいました。内服薬が減ってメトホルミン内服薬との併用で順調に効果が出て、もう一息というところまで来ています。
主治医によると、トレーシーバ注は昔の動物由来の血液製剤とは違い副作用はなく、安全だと言っていました。
糖尿病患者にいたずらに不安を煽っている以外の何ものでもない記事です。
■糖尿病治療薬が「やせ薬」に? 美容目的使用広がりで品薄、出荷制限
(朝日新聞デジタル - 10月12日 19:07)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=7595337
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