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2023年10月29日01:47

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最高の男

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お昼を食べに入ったお店でほろ酔いの淑女に絡まれそうになったのでいっそのこと腹をくくって真っ向から相手をしたら大喜びされたというエピソード。
その去り際に淑女が叫んだ名言こそが「最高の男、菅ちゃーーーん!!」でございます。

「最高の男」といえば、京大中年のサイン会の時にため書き用メモを手にした菅ちゃんから「…鞠緒(仮名)さん?」と呼びかけられたことに、それはそれは大層舞い上がりまして。
せっかく菅ちゃんが会話の糸口を作ってくれたのだからと意気込んで「(今回文庫化される)京大少年、読んだことないんで楽しみです!」という積年の想いをなんとか絞り出した直後に待てやオレ何のサイン会やねんと我に返り「あ!いやもちろん(京大)中年も楽しみなんですけどォ!!」とド早口でまくしたてたところ。
前半の「楽しみです!」あたりで(つまり待てやオレとほぼ同じタイミングで)「えー!!ありがとうございます〜!!」と明るい声でめちゃくちゃ良いリアクションをしてくださいまして。
つまり実質、菅ちゃんのリアクションと私の後半のアワアワ弁解はほぼカブっていたという、そんなグッダグダ極まりない「会話」ではありましたけど。

…確かに。
最高の男だと思った。心掴まれた。

菅ちゃんはゼロ感情で機械的に声のトーンを上げただけかもしれないと一応自分に言い聞かせるようにはしているけど(菅ちゃんを何だと思っているのか)、こっちの心がしかと動かされたのは事実であって。
やっぱ最高の男やって菅ちゃん!!さすガっス!!


しかし菅ちゃんが「最高の男」なのは誰よりも、相方の宇治原さんにとってそうであるのが正しい姿なのであり。
ちょうどここ2週間ほど、クイズの神様でのハプニング抱きつき(ほぼラッキースケベ状態)の背中ぽんぽんからのぉ〜、うんちくんでのテレパシー級ユニゾンこと「味は一緒ですもんね」からのぉ〜、とどめにトークでの「最近冷たい」だの「子どもできて(態度)変わるの一番アカン」だの。
重々存じ上げていたつもりではあったけど、改めて、つくづく、新鮮に、この人菅ちゃんのことほんま好っきやねんな…と、目眩の日々でございました。

ただそれは、逆も然りであり。
ためらいなく脚にしがみつき、そもそも二人にしかわからないヒントを出してそのユニゾンに応じ、冷静沈着なパブリックイメージをかなぐり捨ててぐずる様子に「それはもう夫婦やん」と呆れつつおもしろがる。
菅ちゃんも宇治原さんのことほんま好っきやねんな…と、改めて、つくづく、新鮮に、両想いという事実を噛みしめてこれまた目眩の日々でございました。

何より「京大中年」は、菅ちゃんがこの30年ほど宇治原さんを見つめ続けたことの結晶なのであって。
宇治原さんは「イジるために見てるだけ」とよんチャンTVでボヤいていたし、WEST SIDEでのダントツの人気のなさなど一見辛辣にイジり倒す記述も確かにあるものの。
それでもやっぱり根底にはどう考えても、宇治原さんへの敬愛の念が渦巻くに留まらず盛大に溢れ返っているとしか思えないのです。

菅ちゃんは京大中年の中で自分達のことを紆余曲折のない、メリーゴーラウンドのような芸人人生と茶化していたけど。
相方のご両親の反対を押しきって駆け落ち同然に飛び込んだ世界でなぜか歌って踊って目と鼻の先をタクシー移動(片やおとり徒歩移動)して、クイズ無双の傍ら金食い虫と呼ばれたことすら糧にして、その歩みの成果が認められたことで相方の結婚式でのお父様からの「息子を芸人に誘ってくれてありがとう」に号泣させられて、よしもとの闇営業問題もコロナ禍も乗り越えてロザンの楽屋という二人だけのYouTubeに原点回帰したりもして、何やかんやで今も当初の目的である「二人でしゃべる」を楽しんで継続しているロザンは、あまりにもドラマティックだと思うのです。

そんな、最高の男と京大中年による最高の日常を、時にキャッキャと色めき立ちながら、時に尊さのあまり言葉を失いながら、これからも垣間見させていただけることを願って。


菅広文さんの47歳のお誕生日を、心よりお祝い申し上げます。
今は最高の男と京大中年芸人が創り出す最高の単独ライブこと、来月のロザンの23ベストが楽しみでなりません。

お二人が「最高の男(年齢不詳)と京大老人」になっても、仲良く楽しく二人でしゃべり続けるという夢が日常として、これからも末長く続きますように。

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